親バカ父ちゃん子育て日記
11月30日 お客さんの数も減り、今日は少し時間がもてました。と言って何
か普段と違うことができるわけでなく、ただひたすら休む事だけを心がけまし
た。自分達の部屋の扉を押して開ける扉から、ふすまのようにひいて開ける扉
に作り替えてもらいました。村の大工さんに来てもらったのですが、やはり職人
です。現場を見つめる段階から、仕事ができるかどうかわかってしまいます。
見るポイントを心得ていると言うか、大工道具も持たない後ろ姿を見ただけで
堂に入っています。これが巷の自称大工や、にわか日曜大工だと、キョロキョ
ロして変な口数も多く、この人大丈夫かなぁって事になるのでしょう。たいしたも
のです。なかなかボクは職人の域に達することができませんが、日々精進致し
ます。涼子は相変わらず元気で、女房もこれまた変わらずつらそうです。
11月29日 自動車のガラス窓に映る自分の顔をちらっと見たり、鏡を見る
と執拗に抜いていた白髪が、1本抜いたつもりが3本もまとめて抜けてしまった
りすると、ものすごく歳をとったようで、ゾッとしてきます。それでも涼子に 「お
父さんはおじちゃんじゃないよ!お兄ちゃんだよ!」 と言われると、ほんの少
し救われる気がします。今日などは、スーパーで買い物をしていると、従業員
の奥様に 「素敵な方だなって言ってたんです!」 と声をかけられ、半日はニ
ヤニヤしておりました。今日から39歳ですので、来年の今日はめでたくおっさ
んの仲間入りですが、自称 ”永久の不良少年” を貫き通したき所存でござり
まする・・・。
11月28日 昨日からの大雪で、まだ11月中だというのに家の周りは雪だら
けになってしまいました。きれいに紅く色づき、最後までがんばっていたモミジ
の葉も、季節を雪に急かされるように木の枝から離れていきました。よく父が口
にしていた ”ウソのサンパチ” がボクも今日で終わります。ウソのサンパチの
最終日にふさわしく、猛烈に忙しい日でした。これで女房が病院に行ってしまう
と、残された涼子とボク、そして多くのお客さんはいったいどうなるのでしょう。
びっくりりえたん異常事態宣言を発令しなければなりません・・・。
11月27日 午後3時頃から降り出した雪は、つい先ほど夜10時前に止みま
した。雪の降り方は真冬そのもので、駐車場には10センチ程度の積雪があり
ます。スタッドレスタイヤではありますが、2輪駆動の自動車のお客さんはチェ
ーンが必要になり、飯山市内まで買いに出かけるのに、ボクもついて行きまし
た。飯山市内はそれほどでもありませんが、やはりこの木島平スキー場周辺
はものすごい雪の量です。幾本もの電線に雪が覆い被さり、黒いはずの電線
が細長い布団にでもくるまっているようです。涼子はひとり大喜びで、寒い雪の
降り続ける庭先で、冷たい雪を素手で丸めてあちこちに投げつけて遊んでい
ました。雪が降り積もる頃、赤ちゃんが来るぞと春先から涼子に言い続けてい
ました。もうしばらくです。
11月26日 長渕剛がテレビに出ると新聞に出ていたので、涼子とボクは9時
からずっと待っていました。途中お風呂に入ったりしましたが、長渕はなかなか
姿を見せませんでした。「まだなのぉ?」 と何度涼子は言ったでしょう。ボクも
涼子以上に眠たい目をこすりながら、がんばって彼のお出ましを待ちました。
なんと言うことでしょう。テレビに映った長渕剛は2,3分でした。涼子もボクも
なにこれぇ〜って意気消沈です。女房は大きなお腹を抱えて、顔を歪めながら
ゲラゲラ笑っています。こんな事なら、もっと早く寝ればよかった・・・。
11月25日 今日も涼子と二人で野沢に出かけました。どうして温泉に行きた
いのか聞いてみると、温泉街を歩いたりスキップしたりするのが楽しいらしいで
す。それからお風呂の後のアイスクリームも期待しているようです。我々が住
まいしている場所は坂道ばかりで、歩くのに適している場所とは到底言えませ
ん。また、お店が近くにあるわけではないので、気軽にアイスクリーム等を買っ
て食べられるのが、涼子にとってはとても楽しいことのようです。季節が夏の間
は、涼子のことをハイジみたいだと言ってくださる方が何人かいらっしゃいまし
たが、既に冬の格好で歩いているこれからの涼子はまさに雪ん子のようです。
今年の冬は例年のように温泉に出かけることができるでしょうか・・・。
11月24日 「りょこたんがお母さんっぽくなったら、父さんはりょこたんと結婚
してくれるの?」 「結婚するよ」 「でもそうなったら、お父さんはおじいちゃんに
なってなぁい?」 「う〜ん、まだ大丈夫だ!でも涼子はお父さんと結婚しなくて
も、どこかで王子様を見つけて来るよ!」 「や〜だぁ!りょこたんにはお父さん
しかいないぃ!」 時折涼子はボクが年寄りになるのを心配し、ボクの恋人代
わりになってくれます。しかし、それはゴクゴク一瞬なのです・・・。
11月23日 先日お風呂の中で、「涼子はどんなスポーツが好きなの?スキ
ー?スノーボード?バスケットボール?バレーボール?野球?サッカー?いっ
ぱいあるけどどれが好き?」 と聞いてみると、「父さんと一緒にサッカーボー
ルがいい!」 という答え。嬉しいことを言ってくれる涼子と、今日はボールの
蹴り合いをやりました。何かしら涼子は上手にやります。体を動かすことは得
意のようです。しかしながら、文字や数字は全くダメなのです・・・。
11月22日 今日は参りました。朝5時50分からつい先ほどまで、1日中料
理三昧でした。遅番の職人さん達がもうすぐ帰ってきます。さぁ急げぇ!!!
11月21日 午後2時過ぎから夕食の仕込みを始め、遅番の職人さん達が
午後4時に早い夕食をとって、お出かけになります。それから涼子を保育園へ
迎えに行き、5時前には後かたづけが終わり、女房もボクもホッと横になりまし
た。涼子はいつになく優しくて、「お父さん、もっと寝てていいんだからね。ボイ
ンのお姉ちゃんの夢でも見て、寝てて!」 なんと気が利く娘でしょう・・・。
11月20日 びっくりりえたん未体験である、2交代で作業されるお客さんへ
の対応はなかなかハードであります。睡眠時間が十分にとれないので、よりハ
ードに感じます。遅番の職人さん達はお戻りになるのが、午前1時頃になるの
で、我々も先に休ませてもらいます。女房はお腹の中で暴れる赤ん坊に、顔を
時折歪めながら奮闘を続けています。涼子は相変わらずベラベラ、フニャフニ
ャとマイペースです。がんばるより仕方ありません・・・。
11月19日 「父さんはコックさんになりたかったの?」 「別にコックさんにな
りたかったわけじゃないよ」 「じゃあ何になりたかったの?」 「父さんは長渕剛
になりたかったんだ」 「じゃあどうして長渕剛にならなかったの?」 「稽古をき
ちんとやらなかったんだ。朝も昼も夜もずーっと歌を唄って、努力をしないと長
渕剛にはなれないんだ」 「じゃあどうして朝も昼も夜もずーっと努力しなかった
の?」 「だめだったんだ、父さんには・・」 今年の木島平周辺はとてもきれい
に色づいています。今までこの辺りの紅葉をきれいだとは、あまり思わなかっ
たのですが、この秋はとてもきれいに見えます。秋の終わりと、冬の始まりが
交差したような季節がしばらく続いていて、山の頂は既に真っ白ですが、中腹
から里にかけては、緑と黄色とが入り交じり、今日のように空が青いと、広く大
きな舞台にいるような感じにさえ思えます。薄いグレーのアスファルトの上を車
で走っていると、黄色い落ち葉の熱帯魚が風に舞い、回遊しているようです。
庭のベンチとブランコを片づけました。まだボクには冬への覚悟ができていま
せん・・。
11月18日 昨晩宿泊のお客さんはなく、今朝の朝食の準備をする必要がな
かったので、涼子には保育園を休ませ、久しぶりに朝寝坊をしました。とは言っ
ても、習慣とは恐ろしいもので、5時半頃には目を覚ましました。涼子も普段通
り8時過ぎには目を覚まし、うるさくなってきたので、ぐっすり眠ることはできませ
んでした。みんなで長野市内へ仕入れに出かけ、戻って来るとすぐに夕食の仕
込みを始めました。職人さん達は仕事が思うようにはかどっていないようで、明
日から朝から取り掛かるチームと、夕方からのチームに分かれ、2交代で作業
をされるようです。当然ながら、食事もそれぞれ別々にされるので、我々にとっ
てもなかなかつらい日々がさらに続きます。
11月17日 涼子はお腹の中に、いろんなものを詰め込んで、女房のように
お腹を大きくしてみせます。「りょこたんのお腹からは何が生まれるの?」 と
聞くと、「ワンちゃんとキティーちゃん!」 という事でした。そのうち、詰め物が
下半身に移り、涼子は歩きにくそうに歩いています。それを見た女房は 「そ
んなん、ダッチョのおっさんやん!キンタマ腫れてるだけやん!」 と大笑いで
す。涼子はみんなと同じように笑いながら 「ダチョウです!」 とトコトコ歩いて
います。
11月16日 夜の11時に夕食を食べている保育園児も少ないでしょう。腰が
つった、足がつったと苦しそうな顔を時折見せながら、夜の11時過ぎまで働い
ている出産間近の妊婦も珍しいでしょう。申し訳ない。もう一息・・・。
11月15日 「りょこたんのお腹の中にも、赤ちゃんがいるんだ!母さんの赤
ちゃんみたいに動かなくて、りょこたんのは静かなんだ!」 とニタニタしながら
自分のお腹をさすっています。ボクも負けずに、「父さんのお腹にも赤ちゃんが
いるんだ、ほら!」 とそれまで以上にお腹を突き出して見せました。「父さん
のはご飯の食べ過ぎで、大きいだけ。子豚がいるんじゃないのぉ!」 最近ど
うもやられっ放しです。
11月14日 今時はお腹の赤ん坊の動きが映像でわかるようです。ビデオに
録画されたものを、ボクも家で見ることができます。ハッキリとはわかりません
が、頭や足の輪郭はよくわかります。鼻の形もよくわかって、ものすごく末広が
りで大きく丸く、全くかわいいものではありません。また頭の形がボクの父に似
ているようで、どうも変な親父が出てきそうで不気味です。「お腹の中にじっちゃ
んがいるぞぉ!」 と涼子に言うと、「じっちゃんなんかいないよぅ!あかちゃん
だよぅ!」 とそこそこ真剣に怒っています。とてもよく動いていて元気だそうで
す。ポチャポチャしているそうです。医者は笑顔で話すそうです。なんか変なの
が出てきそうですが、何より無事に出てきてもらいたいと祈るばかりです。
11月13日 「涼子!そんなにプーばっかりして、ウンチ出るんじゃないかぁ」
「出ないよぉ!父さんのがうつったんだよぉ!」 誰がこういう言い方を教えた
のでしょう???
11月12日 職人さん達がお出かけになった後、1時間ほど横になり、数日
振りにみんなで上越方面へ仕入れに出かけました。ささっと仕入れを済ませ、
新井市の寸分道温泉に行きました。久しぶりの晴れ間で、晩秋の山々はとて
もきれいで、ほんの少し冬から秋に戻った感じがしました。ここのお風呂の泉
質はすぐれていて、よく出かけるのですが、管理をされているおばちゃんが掃
除が嫌いなのか、いつもあちこち散らかっていて、今日は湯船までゴミだらけ
で、ゴミを見ないように入るのに必死でした。そそくさとお風呂から上がり、持
参した弁当を食べて、10分程度横になり、家路につきました。持ち帰りピザ
の予約や、夕食の仕込みなどがあるので、急いで帰ってきましたが、現在午
後10時を少し回っていますが、職人さん達はまだ仕事からお戻りになりませ
ん。かなりがんばっているようです。涼子はピーターパンを読めとボクが日記
を終えるのを待っています。女房は大きなお腹を抱えてとりあえず、お風呂も
済ませたようです。さぁ、あともう一仕事!
11月11日 帝王切開をするかどうか、出産まで後約1ヶ月となった今日、女
房のあとをついて行くように、ボクは病院の産婦人科に初めて足を踏み入れま
した。低置胎盤と呼ばれる病気というか症状で、自然に分娩ができる場合もあ
るようなのですが、帝王切開をしなければならない場合もあるらしく、万が一手
術になった場合や、輸血が必要になった場合の説明等を先生から受けました。
ようやくボクにも二人目の子供ができそうなのですが、女房や赤ん坊にとって
難題があり、涼子の時のように簡単には、お産の日を迎えられそうにありませ
ん。いくら先生から説明を受けても、お産に関してボクはあまりにも他人事過ぎ
て、真剣になろうとすればするほど、化けの皮が剥がれていくようで、情けなく
て仕方ありません。お腹の赤ん坊がグイグイと元気に動くたび、女房はつらそ
うな顔をします。涼子は女房のお腹に手を当てながら、「あんまり動くと、母さん
が痛いから、おとなしくして!」 と声をかけます。1ヶ月以上宿泊頂いたビジネ
スのお客さんも、今週でどうやら終わりそうです。職人さん達も疲れが出てきて
いるようです。女房ももうしばらくです。がんばれ、がんばれ!
11月10日 今朝起きてみると、庭先や駐車場には5センチ程度の積雪があ
り、食堂から見える北信濃の風景は、見事に真っ白で真冬のようでした。今年
は早い時期から寒く、顔や手の皮膚が寒さに弱いボクは、10月中から唇の端
が裂けていたり、指先はざらついてナイフで切ったように割れている所が数ヶ
所、手の甲はあかぎれがたくさんで、毎晩風呂上がりにはオロナインの世話に
なっている程でした。料理をしている時は死に物狂いで、何ヶ所もの小さな傷口
に、レモン汁やにんにく、ワインビネガーやバルサミコ酢等が次から次へと染み
込み、全く治る気配はありません。期待できるのは、もうしばらく冬の訪れを先
延ばしにしてもらって、暖かい秋に戻ってもらうことです。そうすれば、自然と傷
口は治っていくと思います。雪が降り積もり、普段以上に喜んでいるのは、他な
らぬ涼子だけなのです・・・。
11月9日 びっくりりえたんのチェックイン時間は午後4時ですが、2時半頃に
チェックインされ、そのまま食堂で話し続けていらっしゃったお客さん達の最後
のお一人が先ほど部屋に戻られました。なんと約9時間飲む、喰う、しゃべるで
ありました。恐れ入りました。ボクも連日クタクタであります。涼子は1日を通じ
て断続的に降り続いた雪に大喜びで、お客さんのおじいちゃんやおばあちゃん
にたくさん遊んでもらって、大満足の顔で眠っています。
11月8日 高校時代の友人が仕事で寄ってくれて、遅くまで話してしまい、ボ
クは眠たくてフラフラです。ホントはもっとあーだ、こーだと話したいのですが、
相手もボクも明日の仕事があるので、高校時代のようには話せません。大人と
いうのはつらいものです。
11月7日 風呂で涼子にお湯をかけられ、左耳奥に見事に命中しました。タ
オルで拭いたり、つまようじや綿棒を突っ込んでみましたが、お湯が入ったまま
で、ハッキリ聞こえません。ジャンプをしたり、ケンケンをしてみたりもしました
が、お湯が外に出てくれません。悪戯も随分乱暴に的確にできるので、今まで
のように無防備でいると、こんな事になってしまいます。5歳児要注意です。
11月6日 熱が出ていて、保育園を休んだ1週間は、涼子の表情はホントに
冴えませんでした。熱が出ているので仕方がないと言えばそれまでですが、な
んだか怒ったような顔を続けていて、返事もしないし、いつもの笑顔がありませ
んでした。時折咳はするものの、昨日も今日もひたすらしゃべり続け、おとぼけ
のギャグを連発する涼子は、本来の調子に戻ったようです。保育園はとても楽
しい場所のようです。
11月5日 今朝起きてみると、家の周りは雪で真っ白になっていました。おい
おい、ほんまかいなぁって感じで、あまりにも短い秋と、これから始まる長い冬
を恨めしく思いました。宿泊のお客さんの早朝の朝ご飯を用意し、お出かけに
なるのを見届けた後、コーヒーを飲んで、涼子の頭に手をやり、熱がないのを
確認して、涼子の食事を段取りしました。変な咳が出るのが気になりますが、
今日は久しぶりに保育園に連れていきました。園門を越えると、涼子はとても
元気に歩き始めました。とりあえず大丈夫のようです。いつもは10時過ぎまで
起きている涼子も、今日ばかりは風呂にも入らず、9時過ぎにこたつに足を突
っ込み、眠ってしまいました。まぁ大丈夫でしょう。それにしても雪はちょっと早
すぎるんとちゃうのぉ???
11月4日 「ポテトサラダを食べたい!」 と涼子が女房に言いました。ちょう
ど売り切れたところで、女房は涼子にツナサラダを作ってテーブルに載せまし
た。涼子はポテトサラダが食べたいと言い張り、ツナサラダには一瞥をくれた
だけで、寝転んでしまいました。食事のことで文句を言ってはいけないと、いくら
涼子に言ったかしれません。またまたボクの怒りは脳天を貫き、「お前、もうメ
シ喰うなっ!こっから出ていけっ!ご飯も食べられへん、服もあらへん、電気も
あらへんようなとこで暮らしてる人もいっぱいおんのに、お前何文句ゆうとんね
ん!こっから出ていけっ!雪降ってる寒いとこ行ってこいっ!」 とまぁ、涼子を
睨み付けて、一通り怒鳴ってやりました。涼子はボクの目を見据えて、頷いた
り、首を横に振ったりしています。何度も同じようなことを言いますが、全く忘れ
ているのか、わがままの言いたい放題の時がよくあります。仕事を終え、夕食
時もボクは怒りのために、気分が悪かったのですが、気持ちの切り替えの早さ
と言うより、先に叱られたことを忘れる早さは涼子は人一倍なので、ご機嫌に
ご飯を食べていました。怒っていいのやら、笑っていいのやらボクは気難しくて
いけません・・・。
11月3日 「どうしてりょこたんの所にはガオレンジャーとか来ないの?」 と
言っていたことがあります。それが今日、飯山市にハリケンジャーが来ることに
なっていて、ボクは仕事の合間に涼子を、そのイベント会場へ連れていきまし
た。紅白の幕の掛かったものすごく素朴なイベント会場で、田舎臭さが染み着
いたものでしたが、日曜日にほとんど外に出ることのないボクは、久しぶりに
たくさんの人を見て、田舎であってもたいしたもんだと妙に感心して、涼子を肩
車しながらショーと客席の空間をぼんやり眺めていました。ハリケンジャーのシ
ョーが終わると、涼子はなんとなく機嫌が悪く、わざわざ連れてきてやっている
のに、もう少しニコニコしたらと思いました。風邪の症状がまだ少し残っている
ようで、いつもの調子に戻るにはもう少しかかりそうです。
11月2日 中学高校時代の同級生のお母さんが、友達をたくさん連れて遊び
に来てくれていました。女ばかりのものすごいパワーで圧倒されました。ここ木
島平のおばちゃん達のパワーもたいしたものですが、関西在住の我々の母親
世代もかなりのものです。女盛りとはあの人達を指すのでしょうか・・・。おばち
ゃん達が台風のように過ぎ去った後、夏休みに何度かお見えになったご家族
が遊びに来てくださいました。涼子が今にも就職活動に行ってしまいそうな、カ
ッコのいいスーツなど、お姉ちゃんのお下がりとはとても思えないような、きれ
いな服を何着も頂戴しました。まだ後、数年経たないと着られないような服もあ
り、ボクはあまりピンとこないのですが、そのうち似合うようになるのでしょう。思
い出の品をたくさん頂戴し、恐縮するばかりです。熱の下がった涼子が、とても
おませなお姉さんに見えました。老いも若きも女性のパワーが目立つように思
うのは、ボクだけでしょうか・・・。
11月1日 37度台の熱を1日中保ち続けていた涼子は、午後から女房に連
れられて、村の診療所に行きました。なんとかという難しい名前の病気で、今
回の発熱の原因は保育園にあったようです。園児同士で伝染する病気のよう
でした。このまま放っておくと、肺炎になるとかで、やはり医者に見せて助かり
ました。女房は午前中は自分の検査で病院へ行っていて、一日病院にいたよ
うで、お疲れの様子です。涼子は明日こそ元気が戻る感じがします。ボクはと
言えば、昨日に続き料理三昧でした。食べる方ならいいのですが、もうしばらく
続きます。

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