親バカ父ちゃん子育て日記
1月31日 お風呂の中で翼の ”ちん〇ん” と ”ちんま” を触って大騒ぎ
していた涼子も既に寝てしまいましたが、今日はまだ一日が終わりそうにありま
せん。これからチェックインされるお客さんが二組あり、長い一日です。変わら
ず雪は、ものすごい勢いで降っています。お客さんは迷わず無事にたどり着け
るでしょうか・・・。
1月30日 朝から除雪機を動かそうとエンジンをかけましたが、とうとうアクセ
ルが効かなくなり、機械をいじくり回す事にしました。冷たい雪が降る中、駐車
場には40センチ程度の積雪があり、もうどうにでもなれ!と投げ出せるものな
ら投げ出して、いち抜けたぁ!と走って暖かい家の中に飛び込みたい気分でし
た。しかし、再び ”スーパーウルトラロイヤルメカニックちかちゃん” のお陰で
あろう事か、見事アクセルのワイヤーを取り外し、農協で部品をつくってもらい、
そして取り付けに成功しエンジンをかけると、なんと!動きました。素晴らしい!
調理師をやめて、修理工で食べていけそうです・・・。翼は夜になり、みんなが寝
静まる頃ご機嫌になります。今もとても元気でひとり笑顔を振りまいています。
雪が止み、除雪の必要がなく、涼子も翼も静かなら、こんなに平和な冬の日は
ありませんが、そんな日はありません。
1月29日 だみ声のボクよりも、かわいい澄んだ声の涼子に翼はよく反応しま
す。当たり前と言えば当たり前です。なんとか泣かさないように一生懸命、翼の
ご機嫌をとるボクには、日に数える程しか笑顔を見せない翼ですが、涼子の声
や顔には何度も笑顔を見せます。涼子は絵本を開いて、翼に絵本を読んで聞
かせます。まだ涼子は字が読めませんが、なんとなく読んでいるのを、翼がこ
れまたなんとなく聞いています。子供同士というのはすごいものです。
1月28日 よく見ていると、翼は1日に3回くらい着替えをします。涼子も外で
雪遊びなどをすると、何度も着替えをします。気がつくと、ボクは寝間着の上に
服を着てそのまま仕事を始め、そのまま買い物に出かけ、そのままフランス料
理店で食事をしたりしています。何日も同じ服を着ています。臭いのするような
汚い話で申し訳ありません。下着だけは替えています。女房の名誉のために付
け加えておきます。はい。
1月27日 昼寝の前に、女房が布団を乾燥機で暖めておいてくれたので、ほ
んの数十分ではありましたが、肩や背中が燃えたように重く暖かく、ぐっすり眠
ってしまいました。冬のシーズンに入ってから初めての雨の日で、除雪の必要が
なく、スキーのお客さんには申し訳ありませんが、ニヤニヤ喜んでおりました。こ
のまま一気に雪が溶けて、桜が咲いて・・・、と期待したいところですが、いくら地
球温暖化だとは言え、少なくとも後2ヶ月は雪と氷の世界で過ごさなければなり
ません。お客さんと話をしていても、ふと注意力がなくなり、眠ってしまいそうに
なります。ご飯を食べている間、涼子が変わらず、ベラベラベラベラしゃべり続
けているにも関わらず、翼がギャーギャー泣きわめいているにも関わらず、眠
ってしまいそうになります。これから翼のお風呂の業があります。風呂で先に眠
ってしまうのは、翼でしょうか、ボクでしょうか・・・。おぉ、こわ・・。
1月26日 「つばさ君のボインのさきっちょはへっこんでて、線が入ってるね」
昨日初めて翼をみんなと同じ風呂に入れました。今日は涼子も交えて三人で
お風呂に入りました。服を脱がせて湯船に入れるまでの間、翼の唇は寒さで震
えていましたが、お風呂に入ると一瞬泣きそうな顔を向けましたが、後はとても
気持ちよさそうにお湯の中で浮かんでいました。これから新たにお風呂の業が
加わります。昼間にみかんを翼の唇に持っていくと、とても美味しそうな口にな
ったので、実をしぼって飲ませてやりました。母乳と粉ミルクだけだった翼が、
初めてそれ以外のもの、みかんを口にしました。生後45日目の出来事です。
1月25日 今年ももう25日も過ぎてしまいました。毎日必死なので、曜日や日
にちがしっかり確認できずに、ものすごく速いスピードで過ぎていきます。人生と
はこういうものなのでしょう。来る日も来る日も仕事に追われ、気がつけば適当
な爺さんになっているのでしょう。もう少しゆっくり暮らしたいと思いますが、恐る
べし仕事量です。年賀状の返信、並びにメールの返信ができていません。春に
はなんとかと思っています。しばらくお待ちください。しばらくってどれくらい??
1月24日 除雪に1日追われていた感じです。今回の雪は降ったすぐからとて
も重い、水分の多く含んだもので、カミ雪と呼ばれる種類のものでした。天気予
報でも大雪注意報や雪崩注意報と並んで、”着雪注意報” なんて言うのも発令
されていました。今日は長野市内まで買い物に出かけましたが、木島平周辺だ
けでなく、長野市でもベタベタの雪が道路に張り付いていました。午後9時現在
雪は止んでいますが、明日はどうなるでしょうか・・・。涼子の時と違って、翼の
成長するペースがとても速く感じられます。涼子を抱きかかえていた時間が多か
ったから、成長するスピードがゆっくり感じられたのでしょうか。今は仕事がとて
も忙しく、翼を抱いている時間が短いので、気がつけば足が長くなったとか、太
くなったとか、まだヒト月あまりしか経たないのに、大きくなるのが速く感じられて
仕方ありません。女房は連日深夜に起こされて、寝不足気味です・・・。
1月23日 今日も朝食の準備をしている頃から、細かい雪が降り始めました。
1日中降り続き、木島平周辺はガスで覆われていて、視界もよくありませんでし
た。天気予報ではかなりの積雪だと伝えていたので、覚悟を決めていましたが、
日中の量はそれほどでもなく、幾分ホッとしました。しかしながら現在午後10時
半になりますが、まだ降り続いています。明日の除雪は大変だと思います。涼子
を保育園に迎えに行った時、いつものように先生と涼子が下駄箱の所へ出てき
ました。涼子は下駄箱から長靴を出し、すぐに足を入れると、左右が逆だった事
がわかり、「あっ!反対だ!」 と涼子が言うと、「下駄箱に入れる時に、逆だっ
たのかもしれないねぇ」 と先生が言いました。すると涼子は 「違うよぉ!」 と
先生に意見をし、そしてさようならと挨拶をして保育園を後にしました。ボクが気
に入らないのは涼子の口の効き方で、涼子は時にとても偉そうにボクや女房に
話をします。それを保育園でもやっているようなので、直さなければなりません。
小さいから仕方がないと言われればそうかもしれませんが、親が注意しなけれ
ば誰が注意するのでしょう。ボクの物言いも多分に影響していると思います。ボ
クはボクで戒めねばならず、涼子にも注意させなければなりません。
1月22日 買い物から帰り、ベッドに寝かされていた翼に 「つばさぁ君!つば
さぁ君!」 と2回呼んでみると、翼はボクの声に反応し、声のする方へ顔も向け
ずにニヤッと笑いました。続けてキョロキョロ動く翼の目に、ボクの目をなんとか
合わせて、「つばさぁ君!つばさぁ君!」 と言うと、これまたニヤッと笑いまし
た。うるさい親父が来たから、とりあえず笑っておこうと考えたのでしょうか。目
が見える瞬間があるようです。生後41日目の出来事です。
1月21日 食べ終わった食器洗いを、女房と母は互いに自分が洗うからと申
し出るのは、毎日毎食の事ですが、降り積もった雪を片づけるからと申し出る人
は誰一人いません。誰か助けて〜!
1月20日 請求したお金が入金されなければ、びっくりりえたんを出ていかな
ければならないと涼子には話してあります。先月末の入金が遅れ、先方の社長
は17日に入金すると言いました。今日確認できたのは、請求金額の半分にも
なりません。何の連絡もしてこず、いい加減なものです。保育園に涼子を迎えに
行くと、涼子はボクの顔を見るとすぐに、「お金は払ってくれた?」 「少しだけだ
けどな」 「じゃあ、引っ越ししないとダメなの?」 「今日はまだ大丈夫だ。もうち
ょっと、待ってみよう!」 涼子は少しホッとしたようでした。ケンカはもうしばらく
待つことにします。
1月19日 宿泊のお客さんがチェックアウトされると、女房と母は掃除に取り
かかり、ボクは弁当を四つ作り始めました。久しぶりに温泉に行こうということに
なりましたが、野沢では休憩をする場所がなく、翼の面倒が見られません。休憩
スペースの事を考えて、栄村の北野天満温泉に行くことにしました。女房とボク
で代わる代わる寝ている翼を抱いていました。レジオネラ菌対策が厳しく、温泉
は薬の臭いが鼻につきましたが、久々の温泉でホッと一息できました。施設を
出て、雪景色を見ながら、タッパーに残り物を詰めただけの父ちゃん特製弁当
を食べました。意外と好評だったのは、ボクのご機嫌とりだったのかもしれませ
ん。次回は翼も温泉に入れるでしょうか・・・。
1月18日 時間があれば横になって、ちょっとでも眠りたいのは大人三人で
すが、土曜日でお昼前に戻ってきた涼子は元気が溢れています。大人と一緒
に行動など、できるはずもありません。大人の都合でお昼寝をしなさいと言っ
ても、涼子の元気がきいてもくれません。涼子は叱られてかわいそうなのです。
朝食後からすぐに仕込みをしていたボクは、わずかな時間ではありましたが、
雪遊びを一緒にしました。雪の上を走ったり、そりをしたり、涼子のパワーは
たいしたものです。もうついていけません。
1月17日 翼の顔は涼子の赤ん坊の頃とそっくりです。涼子の写真があるの
でよくわかるのですが、全く同じ表情を翼も何度も見せます。翼はお腹が空くと
とても大きな声で泣き叫ぶ以外、おとなしい性格のようです。涼子はもっとうる
さかったと女房は言います。涼子のように、文字や数字がわからなくても、元気
に明るい性格であれば良いのですが、「お父さん。あの星がオリオン座なので
すか?」 「お父さん。どうして冬型の気圧配置は西高東低なのですか?」 「お
父さん。どうして1日は24時間で1ヶ月は30日なのですか?」 ボクの子供で
すから、こんなふうにはならないと思いますが、万が一こんなとぼけた事を言う
ようなくそガキに育ってしまえば、ボクはメシも喰わせず、「スキーでもやっとけ
このタコッ!」 と凍てつく冬の夜へ放り出すことでしょう・・・。
1月16日 翼を赤ん坊用のお風呂に入れて身体を洗うのですが、やはり少し
大きくなっているようで、初めてそのバスタブに翼を入れた時には届きもしなか
った足が、今日は弱い力ながらも壁を蹴っているのです。驚きました。続いて涼
子と一緒にお風呂に入りました。涼子は涼子でいたずらばかりで、身体を洗う
のに一苦労です。風呂からあがるとくたびれている自分に気づきます。女房が
風呂に入っている間に翼が眠ってくれていると問題はありませんが、泣きわめ
き出すとミルクをやったり、食堂へ行ったり、2階へ行ったりして、この日記は遅
々として進みません。涼子も哺乳瓶に粉ミルクを入れてくれたりと、協力的な日
は良いのですが、どういうわけかご機嫌が悪い日もあって、ボクの顔はますま
すやつれていきます。子供は日毎に成長するようですが、ボクは日毎にやつ
れていきます。鮭の気持ちが少しわかるようになってきました・・・。
1月15日 約1週間ぶりの大雪で、朝からと夕方からの2回、除雪機のお世話
になりました。降り出すと半端な量ではなく、今朝は駐車場の車のタイヤがすっ
ぽり埋まるほどの積雪でした。”スーパーウルトラメカニックちかちゃん” のメン
テナンスのおかげで、とりあえず除雪機は普通に動いています。翼は少し大きく
なったようです。女房が翼を風呂に入れる時、翼の頭を支える女房の左手が、
産まれてしばらくは両耳に届いていたのに、一ヶ月しか経たないというのに、も
う届かなくなったらしいです。寒い雪国でもなんとなく育っているものです。
1月14日 宿泊のお客さんがお出かけになると、涼子を保育園に送っていき、
女房が検診だったので、病院へも送りました。その後、スーパーへ買い物に出
かけ、家に戻り、そして翼と母を積んで、翼が検診のため、再び女房と同じ病院
へ行きました。翼を女房に手渡し、母を連れて先ほどのスーパーの中にある美
容院へ行きました。ボクはスーパーの中にある、立ち寄った事もないセルフサ
ービスの殺風景なお店に初めて入り、コーヒーを頼みました。持ち慣れない携帯
電話をテーブルの上に置き、女房と母からの電話を待ちながら、頂戴していた
年賀状の返信をできるだけ手早く書き進めました。今か今かと電話を待ちまし
たが、結局2時間もハガキを書き続けていました。散髪を終えた母を車に乗せ、
女房と翼を迎えに病院へ行き、そのまま涼子の迎えにも行きました。”もう4時
やんけぇ” と哀しい気持ちで家に戻り、すぐさま夕食の仕込みを始めました。
5時にはすごい量の雪が降り出し、ますます気持ちは落ち込んでいきました。
なかなか休ませてはもらえません。あー、しんど・・。
1月13日 久しぶりに午後8時前に仕事を切り上げることができ、ホッとしてい
ます。今日は涼子に頭をなでられた翼が、二度も笑顔を見せました。ボクが何
度頭をなでても、なんの反応もしない翼ですが、涼子には笑顔を見せました。汚
らしいおっさんには無視を続けるということでしょうか。涼子が初めてボクの目を
見つめて笑顔を見せたのが、生後45日目だったのですが、翼がボクの顔を見
て笑ってくれるのはいつになるでしょう・・・。
1月12日 スキー場の近くで住んでいるのに、ボクがスキーができないので涼
子はスキーに連れて行ってもらえません。それどころか今日のように一日中料
理をしているような日は、スキーのレッスンではなく、料理のレッスンとなります。
近所の子供達は日に日にスキーの腕を上げていく事でしょうが、涼子は不本意
にも料理の腕を上げることになります。これでいいのです。スキーでは喰えん!
料理では喰える。世界中どこに行っても・・・。
1月11日 翼の鼻づまりと咳はとても苦しそうです。涼子は元気すぎるほどに
回復しましたが、咳は変わらず酷いものです。ボクも昨日に続き声が出ず、喉
の内側を針金で引っ掻かれたような痛みです。涼子も翼も同じ痛みだとすると
大変なことです。良くなる方法は何かないものでしょうか。30回も続けて咳き込
む様を黙って見つめるしかないなど、ボクは約40年もの間何を考えて暮らして
きたのでしょう。情けない。
1月10日 涼子の咳はとうとう翼に移り、昨日病院へ行って薬をもらって来まし
たが、今のところ薬の効き目はなく、鼻をつまらせながら苦しそうに息をし、続け
ざまに咳をします。熱が出ないのが不思議なくらいです。生後間もない翼に最初
の試練です。いえいえ試練は我々親の方かもしれません。涼子とボクも未だ咳
が出たり、鼻の具合が良くなかったりします。ボクは現在まともに声が出ませ
ん。普通にしていても市場のおっさんみたいな声なのに、さらに磨きがかかって
今にも死にそうな声です。女房や母に移らなければと思います。それにしても翼
は苦しそうです・・・。
1月9日 数時間のうちに4人で日本酒2本です。もちろんボクはご飯も食べず
の空き腹です。参りました。涼子はボクの身体に抱きついて眠っています。翼は
ギャーギャー泣きわめいています。明朝7時、朝食に遅れたら承知せんでぇ!!
1月8日 大雪が降った後の山里の風景は、とてもきれいものです。青い空と
山里に降り積もる白い雪がなんとも言えません。”スーパーメカニックちかちゃ
ん” となって除雪機をいじり回し、とりあえず普通に動くようにはなりましたが、
いつどの部分が壊れるともしれず、ハラハラドキドキしながら機械を動かしてい
ます。あまり無理をさせるのも良くないと思い、例年は機械で除雪をしている場
所も、不本意ながらスコップを持って ”えっこらえっこら” と雪を放り投げたり
もします。マイナス何度の雪の世界ですが、Tシャツ一枚になって汗だくで除雪
をします。マラソンをした後のようにボトボトの汗で家に入り、シャワーをします。
家には現役娘と昔娘が合わせて三人もいますが、誰一人としてまともに料理の
できる人はいなくて、餌を巣で待つ雛のように、ボクがご飯の準備に取り掛かる
のをじっと待っています。お客さんの少ない暖かな冬の日は、ほんの少しゆっく
りできます・・・。そのうち出て行ったるからなぁ、覚えとけよ、女ども!!!
1月7日 涼子の保育園が始まりました。冬休みの間、ずっと家の中で過ごし
ていたので、保育園は新鮮で楽しかったようです。翼はお腹が空くと泣きわめ
き、お腹がいっぱいになると、しばらくご機嫌に過ごした後、眠ってしまいます。
もう少し静かでいてくれれば何かと助かるのですが、しばらくは続きそうです。
仕事は果てしなく続きます。う〜ん眠い。
1月6日 久しぶりに涼子とゆっくり風呂に入った気がします。涼子と入るには
入っていましたが、しばらくはボクが時間に追われ、ただただ急いで体を洗うだ
けでした。咳き込みはしますが、平熱に戻った涼子は明日から保育園で、保育
園の話しも少し聞けました。男どもが戦いをして暴れ回るので、女の子は広い
場所で遊べないとか、作ったものをキックで壊したりするという事でした。しっか
り社会勉強しているようです。現場をおさえれば、いつでも一発かましてやりま
す。
1月5日 「お父さん!お父さん!」 と何度も遠くで呼ぶ声がし、その声が熱と
闘う涼子のものだとわかるまで、少し時間がかかったと思います。死んだように
眠っていたボクを、喉が渇いたから水が欲しいと涼子は起こしていました。時計
の針は午前2時を少し回った頃で、布団に入ってから、それほど時間は経って
いませんでした。涼子にオレンジジュースを入れながら、ボク自身も鼻の奥が切
り裂かれるように痛みを感じ、これはやばい!と涼子にジュースを飲ませた後、
祈るような気持ちで再び布団に戻りました。その後朝5時半に起きるまでの間、
涼子と翼に交互に起こされ続けました。翼のミルクは変わらず女房が担当し、
涼子のジュースはボクが担当です。今日も1日、大忙しでしたが、お腹が空いて
泣きわめく翼と、発熱のため涙目で訴える涼子とに翻弄されました。雪はお昼
前から本格的に降り始め、今午後10時20分ですが、勢いが弱まる気配はあり
ません。女房は涼子の風邪をもらわぬよう注意しながら、仕事と育児に懸命で
す。母も変わらず大忙しです。ボクはと言えば、飲んでいた胃薬を風邪薬に変
え、首にタオルを巻いて、ぶっ倒れる事のないよう、なんとか生きながらえてい
ます。母が先に寝て、翼をお風呂から受け取り、女房が風呂に入っている間の
ボクは、翼に服を着せて左手に抱き、涙目の涼子をなだめながら、この日記を
記しています。今日もようやく終われそうです・・・。明日の除雪は大変やでぇ・・。
1月4日 予感は的中し、またしても涼子が発熱です。つまらなそうな顔をしてい
るので、今日の仕事が終われば、ボクと二人で温泉にでも行こう、ラーメンでも
食べに行こうと、仕事の合間に約束をしていました。ラーメンどころではありませ
ん。今日も一日、女房もボクも大忙しのてんてこ舞いで、夕食の準備に入り、ク
タクタの体に、文字通りむち打つように気合いを入れ直して、がんばっていた時
でした。母も口に出すことはありませんが、クタクタだと思います。くそぉっ!もう
ちょっとやのにぃ・・・。がんばれ涼子!
1月3日 昼間は良いお天気でしたが、夜からものすごく冷たい風が吹いてきま
した。今夜も雪にやられそうです。お客さんの夕食が早い時間に終わったので、
久しぶりにゆっくりできました。涼子が変な咳を始めました。イヤなことの前ぶれ
でなければいいのですが・・・。
1月2日 食堂の窓を一部開け放っていました。今朝食堂へ行ってみると、雪が
床に積もっていて、まずはその掃除に時間をとられ大変でした。ほとんど一日中
吹雪いていて、未だ除雪機の具合が悪いので、何をするにしても時間がかかっ
てしまいます。そんな調子でボクも女房も一日中仕事なので、おもしろくないのは
涼子なのです。吹雪いていたので、母とゲレンデに行くこともできず、家の中で
ビデオを見て一日を終えられるほど涼子はおとなしくありません。冬休みの間に
いつものはつらつとした涼子を見るには、もう少し我々親がかまってやらなけれ
ばならないのだろうし、雪の中で思う存分遊ばせてやらなければなりません。も
うちょっと辛抱してくれ!りょこたん!!
1月1日 プリンスエドワード島からカナダ東部へ行き、大西洋を越えてノルウェ
ーあるいはスウェーデン、あるいはフィンランドへ5月から6月に行ってみようか
と女房に話したのは、昨年5月のフランス滞在の旅気分が冷め止まぬ初夏の頃
でした。翼はまだ女房のお腹に生命を宿して間のない頃で、5月から6月という
と、翼が生後半年くらいで、そんな赤ん坊を連れて行くことなど、女房はためらう
ものだと思っていました。ハワイやカナダ西部へパックツアーでしか出かけたこ
とのなかった女房でしたが、小さな涼子をスイス山岳地域やフランス片田舎へ
連れていった経験が度胸をつけたのか、「よしっ!行こ!」 と元気な返事をも
らいました。いよいよ舞台は北欧かと、40前のボクは少々ワクワクして日々過
ごしておりました。しかしながら・・・、今年も仕事は続くようです。仕事三昧の予
感です。このゆるやかで大きく長い波が過ぎれば、ボクは必ず涼子や翼を連れ
て、女房と共に出かけて行くつもりです。元気であれば母にもご同行願うつもり
です。その日が来るまで、健康第一に淡々と仕事をこなし続けます。

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