親バカ父ちゃん子育て日記
5月31日 宿泊のお客さんの朝食準備を終え、お客さんを送り出した後、
眠たくてまた布団に潜り込みました。その後、涼子が起きたのも、保育園に
行ったのも、女房が帰ってきたのも何も知らず、眠り続けていました。気が
つけば、午前10時を回っていて、そのままお昼頃まで横になっていました。
仕事があるのでいつまでも寝ていられず、仕方なくだらだらと起きました。涼
子は元気に保育園から戻り、翼も女房に連れられて戻ってきました。いつま
でも時差ボケが止まないのは、ボクだけのようです。
5月30日 フランスに行く前に腰痛が再発し、長い時間、飛行機に乗った
り、自動車の運転ができるか不安がありました。ボクは20歳代始めから幾
度となく外国へ出かけていますが、コルセットを腰に巻いて飛行機に乗るの
は初めてでした。家を出て約1週間ほどすると、徐々に腰の痛みもなくなり、
随分楽になっていました。ところが日本に帰り、いつもの暮らしに戻ると、ま
たまた腰痛が再発です。どういうことでしょう。今日は横になっていても痛く
て痛くて、1日唸っていました。仕事をするのがイヤになってしまったのでしょ
うか。日本など捨ててしまって、ヨーロッパで暮らせ!という事なのでしょう
か。いえいえそうではありません。翼にミルクをやったり、離乳食をやる時
に、自分の家では畳に胡座をかいて、その上に翼を座らせるか、寝かせて
いるのですが、その時のボクの姿勢がどうも腰に良くないようなのです。先日
の旅行では、床に座ることなどほとんどなく、腰に負担のかかる姿勢はとり
ませんでした。その結果、1週間ほどで腰痛はなくなったのに、こちらに戻る
やいなや、痛みが出てくるとは、本当に情けない話です。歳であります。翼が
自分で食事をしてくれるまでの辛抱ですが、なかなか時間のかかる話です。
5月29日 目の前に何がきても、ほとんど興味を示さなかった翼ですが、
最近では哺乳瓶に入れられたミルクを見ると、口にくわえていた右手親指を
口からはずし、ミルクをくれと催促します。プラスチックのおもちゃなども歩行
器のテーブルに置いておくと、そこそこ掴む事ができるようになりました。だ
んだん周りのものに触れたくなり、いたずらが進んでいくことでしょう。
5月28日 時差ボケで昨晩は一睡もできず、早朝から雑草抜きを始めまし
た。宿泊のお客さんが起き出す時間になり、厨房に戻って朝食準備などをし
て、お客さんを送り出しました。涼子もあまり眠れなかったようですが、保育
園に出かけました。朝9時頃になると、だんだん眠たくなってきて、それから
うつらうつらと午後4時頃まで横になっていました。翼もなんだか静かにして
いたようです。夕方5時を回ると、なんだかんだとお客さんがお見えになり、
フラフラしながら料理をしていました。女房だけは元気に見えますが、まだし
ばらくフラフラ生活が続きそうです。
5月27日 田植えもすっかり終わり、木島平地方は初夏のすがすがしい
気候になっています。2週間ぶりに家に戻ると、家の周りは予想通り、雑草
だらけで、水をマメにやらないと枯れてしまう花達は、これまた予想通りに
枯れてしまっていました。女房は家中の掃除に一日を費やし、ボクは仕入れ
や請求書の整理に追われました。みんな時差ボケで、涼子の保育園は休ま
せました。翼は昨晩、午前0時頃大泣きを始め、約1時間くらい泣き続けまし
たが、今日はいたってご機嫌に過ごしていたように思います。涼子も明日か
ら保育園です。宿泊のお客さんもお戻りになりました。また普通の暮らしが始
まります。メール等のお返事はしばらくお待ちくださいませませ・・・。
5月26日 滞在していたノルマンジーから高速を190キロでぶっ放し、飛
行機をパリ、アムステルダムと経由して、29時間で帰ってきました。去年は
30数時間かかったので、今年は疲れが幾分マシです・・・・・。お仕事再開致
します。
5月11日 長期で宿泊いただいているお客様に無理を言いました。パリま
での飛行機のチケットと、空港からのレンタカーを手配しました。後は決めて
いません。翼が生まれてすぐ、母から一撃を喰らいました。「あんた!どんだ
け利枝子さん、働かせるつもりや!」 産前・産後もなく女房も突っ走ってきま
した。しばし休憩をさせて頂きます。今月第4週の始めには戻ります。では、
行ってきます。翼泣くなよなぁ〜。涼子ゴンタゆうなよなぁ〜。腰痛いよぉ〜!
5月10日 「どうして私の名前は、高見涼子なの?どうしてつばこじゃない
の?」 と翼のことがかわいくて、仕方がない様子の涼子です。普段より早く
目覚めた涼子は、午後7時前にご飯も食べずに眠ってしまいました。今午後
10時半になりますが、このまま朝まで眠り続けるのでしょうか。翼の泣き声が
勝つか、それとも涼子の図太さが勝つか、見ものです。
5月9日 毎朝、朝食の用意をする前に、玄関のドアを開けます。ドアが風な
どで勝手に閉まらないように、開けたドアの前にゼラニウムの鉢植えを置い
ています。そこそこ重たい鉢植えなのですが、今朝そのゼラニウムを移動し
ようと鉢植えを持ち上げた時、腰にビビーンと痛みが走り、中腰のまま動けな
くなってしまいました。やはり年であります。なんとかお客さんの朝食はこなし
ましたが、その後の涼子の送り迎えや、スーパーへの買い物、たまった請求
書の支払い行脚などは女房に任せ、翼の世話を横になりながら、涙なみだ
こなしておりました。育児などを楽しんでできるなんて、ブルジョア育ちのボク
にはやはり無理であります。女房には変わらず迷惑をかけてしまいました。
5月8日 首の座りがようやく様になってきたので、翼を風呂に入れるのがほ
んの少し楽になりました。バスタブの中で立たせたり、座らせたりを繰り返して
いると、翼はニコニコ笑っています。座らせたとき、固まってきたはずの首が
カクン前に垂れてしまい、翼はぶくぶくとお湯を飲んでしまいました。一瞬変な
顔を見せましたが、その後もニコニコとしていました。翼のちん〇んの所に目
をやると、浅瀬に漂う小さくても元気なイソギンチャクが水を吐き出すかのよ
うに、お湯を真上に盛り上げ、小便をしていました。お風呂は大好きのように
見えます。
5月7日 今日も暑い日で、自分のミスから野暮用が続き、くたびれてしまい
ました。涼子は足が痛くて、保育園はお休み。翼は歩行器に入ってほんの少
し動けるようになりました。それにしてもくたびれた・・・。
5月6日 長野駅前の気温は30度でした。とても暑い1日でした。翼は車の
中でも、昼ご飯を食べた食堂の中でもずっとぐずっていました。家に戻っても
よくこれだけ泣いていられるなぁ、と感心するほど泣き続けていました。暑い
からなのか、お腹が空いているからなのか、抱っこをしてほしいからなのか
何がなんだかさっぱりわかりません。保育園から戻った涼子が、外で足を石
にぶつけたようで、右足のくるぶしが動かせないほどでした。泣きわめく翼の
隣で涼子は泣きじゃくり、宿泊のお客さんがお戻りになる時間が迫っているに
も関わらず、病院へ連れていきました。骨に異常はないようでホッとしました
が・・・・・、おまえら、うるさい!ちょっとは静かにできんかっ!このボケッ!!
5月5日 昨日の川へ行こう、という涼子の要望で、今日は女房も一緒に出
かけました。冷たい川の水に翼の足もつけてみましたが、翼は表情を変える
ことはありませんでした。あまり長くつけていると泣いてしまいそうなので、適
当にやめました。それから近くの公園へ行って、涼子と女房は遊具で遊び、
翼とボクは芝生に寝転んでいました。家に戻って、涼子の背の高さを調べて
みると、昨年より5センチ1ミリ高くなっていました。お風呂は菖蒲湯にして、
風邪をひかぬようにと涼子も翼も菖蒲の葉を頭に巻き、お風呂に入りました。
ほんの少し涼子と遊んでやれました。
5月4日 仕事の合間に、涼子と翼と一緒に川へ行きました。本物の春の小
川です。岸のスミレやレンゲの花に・・・。2メートル程度の川幅で、深さは10
センチ程度。川の流れはとても速いですが、涼子は冷たい川の水に終始ご機
嫌でありました。ボクも翼をおんぶしたまま、数分川に入りましたが、涼子ほど
長くはいられませんでした。来年は翼も川に入れるかな・・・。
5月3日 今日宿泊してもらっているカナダ人の女性からも、ベッカムヘアー
と言われた翼ですが、夕食の準備で大忙しの時、涼子が 「つばさ君が大変
だ!」 と叫びました。女房が駆けつけ、ボクは冷凍庫から顔を横に出してみ
ると、仰向けに寝転んでいる翼の顔面が、吐き出したであろうミルクで真っ白
になっていました。閉じた目も開いた鼻の穴も口も真っ白で、トレードマークの
ベッカムヘアーも爺さんのように真っ白になっていました。物も言えず翼はじっ
としているように見えました。これは大変!とボクも駆けつけ、すぐさま翼を抱
き上げ、テーブルに置いてあった台拭きで、ミルクで濡れた翼の顔をふきま
した。何がなんだかわからない翼は、2,3度咳き込んだ後、大声で泣き始め
ましたが、ミルクを全て拭き取ってやると、笑顔を見せました。ひとりで寝かせ
ていると、タオルを顔中に被り、息苦しくなったのか泣くこともあります。ひとり
で寝かせるのは危険がいっぱいです。
5月2日 夕べ午前1時半頃にチェックインされたお客さんがいて、ボクは2
時過ぎに布団の中に入りました。程なく翼が泣きわめき、6時を回ったところ
で目覚ましが鳴りました。眠ったのか眠っていないのかよくわからず、昼寝を
しようと試みましたが、野暮用が続き、1日中フラフラと仕事を続けていまし
た。今日はここまで・・・。
5月1日 今朝涼子を保育園へ送っていき、園門にたどり着いたところで、
「ウンチ出る!」 と一言。すぐに家まで戻りました。おまえ!ウンコはちゃん
と家でやっとけ!!!

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