親バカ父ちゃん子育て日記 |
9月30日 翼がこの家に来てから、夜中に泣かなかった日は1日もあり ません。毎晩4,5回大泣きをしてミルクを飲みます。泣くのを放っておい て、泣き疲れて眠るのを待った事もありますが、1度も泣き疲れた事があ りません。どんどん声は大きくなるばかりです。女房は毎晩、毎晩地獄の ような時を過ごしています。昨晩も見事に5回も起こされました。あの手、 この手を使っても全く効果はありません。アッという間に朝になり、宿泊の お客さんがお出かけになり、涼子を保育園に送って、女房が買い物に出 かけた後、またまた翼と二人の楽しい時間です。11時20分頃から泣き 始めた翼にミルクをやり、抱っこをしても泣き止みません。そのまま放っ ておこうとしましたが、こちらが根負けしました。40分間大声で泣き続け、 ボクはやりかけていた仕事を途中で止めて、翼をおぶって外に出ました。 ようやく泣き止みましたが、こちらの仕事は遅々として進みません。孤軍 奮闘、孤立無援。育児はまだまだ続きます・・・。 |
9月29日 最近翼のおむつを替える時、やけに暴れます。きちんと上を 向いていてくれれば問題ないのですが、腰をひねってハイハイをして逃げ 出そうとします。ウンチの時は特に大変で、逃げられると家中が文字通り クソまみれになってしまいます。そんな時には涼子の助けを借ります。「涼 子!手伝って!」 と言って、涼子に翼の両手を持ってもらい、”せっせっ せ〜のよいよいよい” と繰り返し歌ってもらいます。そうすると賢明な翼 は賑やかな歌につられて、ニコニコして身体をじっとさせ、その間におむ つを替えます・・・。邪魔くさいと言うか、あほらしいと言うか、これが育児 なのであります。 |
9月28日 今日は涼子の運動会でした。夏休み明けからこの日のため に、いろいろ練習してきたようです。2,3日前に保育園の先生が涼子に、 「いよいよ運動会ね!」 と話しかけたそうです。それに対し涼子は 「運 動会ってなに!」 と答えました。さすがです。休憩で園児達が、見学に 来ている親のところへ来ました。隣の園児は親に聞いていました。「休憩 が終わったら、また運動会の練習するの?」 本番も練習も、運動会が 何かさえもみんなわかっていないようです。 |
9月27日 翼とふたりっきりになると、仕事はなかなか進みません。翼 ひとりでは5分と遊んでいられないし、誰かがそばにいなければ、ぐずぐ ず言い始め、放っておくと大泣きになります。2メートルと離れると不安に なってくるようです。ボクがウンチに行く時も、ドアを開け放し、翼をすぐそ ばに座らせて待たせます。ボクが長い間がんばると、翼は我慢できず、 ハイハイをしてボクの足に掴まって立ち上がり、ぐずぐず言い始めます。 仕方なく抱っこをしてウンチを続けます。仕事もそうですが、ウンチまで翼 に支配されています。まいったなぁ・・・。 |
9月26日 今週はどうも忙しく予定外であります。我々親が忙しくなると、 翼はハイハイでうろつき回り、自分達の部屋はもちろん荒らされるし、厨 房では危なくて仕方ありません。放っておくと辺りがムチャクチャになる ので、テレビを見ている涼子に翼と遊ぶように声をかけます。しぶしぶ涼 子は翼と遊び始めますが、だんだん調子が出てきて、二人の声がやたら 大きくなります。そうするとまた、「涼子!声がおっきい!もう少し静かに 遊びなさい!」 と叱られてしまいます。涼子も気の毒であります。 |
9月25日 昨日までお風呂の洗い場で座っていた翼が、浴槽に掴まっ て立ち上がりました。簡単に滑ってしまうので目が離せません。風呂に浸 かって、いつものように 「母さん呼ぼか?」 と翼に声をかけると、翼は ニヤッと笑って、ドアの方に目を向けました。偶然かもしれませんが、ボ クの言ったことが、ヤツに初めて伝わった瞬間でありました。 |
9月24日 夜も12時になると、やはり眠たくなってきます。しかし、時間 などまるで関係ないのは翼です。昨晩も一昨晩もみんな寝床に入ってい るにも関わらず、暗い部屋の中でひとりウロウロしています。時にハイハ イをしたり、時に立ち上がって悪さをしています。ボクの枕元には小さな 本棚があり、その中にある本を次々に出していったり、おいてある目覚ま し時計をかじったりして、得心するまで遊んでいます。そのうちボクも眠っ てしまうのですが、ふと気づくと、翼はちゃんと自分の寝床である女房の 隣へ行って、女房の枕に顔を埋めるようにして、眠ってしまいます。ボク には見向きもせず、大きなお尻をモコモコさせ、ハイハイをして去ってい きます。ボクの存在などヤツの意識の中にはありません。ふた晩ともそ んな感じでした。赤ん坊という生物にとっても、やはり母とは偉大なものな のです。 |
9月23日 暖房が欲しくなるほど寒い朝でした。9月に入り、飯山市内の 気温が35度という記録的な暑さだったのは、十日ほど前の事です。それ が今朝はとても寒くて、開け放っていた食堂の窓は真っ白になっていまし た。10時にもなると、いつものように暑くなってきました。周辺の田んぼで は稲刈りが始まりました。農家はこれから大忙しのようです。翼は涼子が いるととても楽しそうで、涼子の声がすると大急ぎでハイハイをして移動し ていきます。今のところまだ、仲良しの姉弟であります。 |
9月22日 涼子と二人で馬曲温泉に行きました。最近、ボクが行こうと 声をかけるのではなく、涼子が温泉に行こうと言い出すのです。今日は出 かける時に、翼が寝ていたので、ボクの負担は軽くなり、ラッキーでした。 それでもここのところ、いつも一緒にいる翼がいないと味気ないものでし た。帰り道、星があまりにきれいなので、車を停めて、ライトを消して空を 見上げました。ものすごい数の星があり、流れ星も見えました。咄嗟に 涼子は 「魔法使いになれますように・・」 とつぶやきました。ボクも何か 言わなくちゃ・・、と思っている間に涼子は 「アバレンジャーに会えますよ うに・・」 とつぶやいていました。どんくさいボクとは対照的に、次々に願 い事が言葉にできる涼子も、なかなか成長しているようです。 |
9月21日 昨日に続き、今日もひとりもお客さんの来ない、静かな日に なってしまいました。翼が生まれてから、夜中に起こされない日は1日も ありませんが、今朝は気がつくと10時前になっていました。7時頃にハイ ハイをして、ボクの枕元まで来ていた翼ですが、ヤツもそれから眠ったよ うです。1日中雨が降り続き、涼子も翼も家の中で大暴れですが、女房も ボクもしばし骨休めができました。 |
9月20日 土曜日ですが、宿泊のお客さんもなく、食事のお客さんもな く、営業的にはとても静かな1日でした。夜に2階の電気を消しに行こうと すると、翼がハイハイをしてついてきました。なんと翼は自分の力で、階 段をひとつひとつ上がり、2階まで来てしまいました。やはり成長してい ます。 |
9月19日 翼がうるさく言い始めました。ミルクでもなく、ウンチでもなさ そうです。何を1日中やかましく言っているのかとよく考えてみると、翼を 除く3名がテレビに夢中になって、翼の方を見ていなかったのでありまし た。なんかひどく怒ったように泣いています。う〜ん・・・、成長しているの でしょう・・・。 |
9月18日 最近、自分達の部屋を歩いていると、足の裏にご飯粒がよ く引っ付いてしまいます。忙しい時に足の裏にご飯粒が引っ付いたりする と気持ち悪くて、イライラ、腹が立ってきます。もちろん犯人は翼です。離 乳食にお粥を何度も食べます。きちんと口に入らなかったご飯粒が、翼 のよだれかけに落ち、それがそのまま畳の上に落ちてしまうようです。そ うすると・・、ちょっと待てよ・・・。よく考えてみると、犯人は離乳食を与え ているボクですか・・・?翼ぁ、チョチチョチしてる場合とちがうで〜。 |
9月17日 スウェーデンでユーロを導入するかどうかの国民投票が行 われ、反対票が多く、ユーロ導入は見送られたと新聞で読みました。偉 そうに言いますが、ボクの予想は当たりました。今年こそ北欧の旅をと 夢見ていましたが、お金と時間が合わず、またしても夢に終わってしまい ました。自立した国にはとても魅力を感じます。いつか必ず行くつもりで す。 |
9月16日 宿泊のお客さんを女房に任せて、涼子と翼を連れて野沢温 泉に行きました。あの熱いお湯に翼が入れるか不安はありましたが、連 れて出かけました。車から下り、翼をバギーに乗せました。先日のフラン スへの旅行の際、持ち運びの手軽なバギーを買いました。しかし、その 当時はバギーを嫌がって、ほとんどそれには乗せることができませんで した。9ヶ月にもなると、全く嫌がらずに乗っていてくれて、涼子がおもしろ がってバギーを押してくれるので、ボクは随分楽です。温泉街の坂道を、 ゆっくり歩きます。翼は黙ったまま、キョロキョロとあちこちを見ています。 人気の外湯には見向きもせず、穴場的な上寺湯に行きました。お湯もい つものようにムチャクチャ熱くなかったので、翼にも入ることができました。 なんとか翼の機嫌を損ねることのないように、涼子にも随分助けてもらっ ての、翼の野沢温泉デビューでありました。 |
9月15日 だらだらと長い1日でした。宿泊のお客さんがチェックアウト されると、食事のお客さんがちょこちょこお見えになり、やっと仕事が一段 落したと思ったら、翼が泣き始めました。抱っこしてやると、どうも香しい 香りが立ちこめていて、おむつを替えミルクをやると、いとも簡単に眠って くれました。これはラッキーと思ったのも束の間、「父さん!サッカーボー ルしよう!」 と涼子のお誘い。泣きそうな顔をして外へ出て、1時間足ら ずの涼子とのスポーツクラブ。汗びっしょりで時計を見ると、夕食の仕込 みの時間。またまた翼も起きだして、もううんざり。涼子と翼を一緒に風呂 に入れて、ゲラゲラ大笑いの、大騒ぎで死にそうでありました・・・。それに しても阪神優勝です。なんで嬉しいのでしょう?なんか嬉しいのです・・。 |
9月14日 ミルクが欲しくてたまらない、せっぱ詰まった翼に、哺乳瓶の 乳首部分を、すぐには口に入れてやらず、顎や鼻、ほっぺにくっつけて、 「あっ!間違えちゃったぁ!」 と、じらして遊んでいます。それを見ている 涼子も同じようなことをして遊んでいます。ブタ草のため、目薬を女房に 点してもらう時、涼子は寝転びます。女房が 「はい!ちゃんと目を開い て!」 と言うと、涼子は目を閉じたまま、パカッと鼻の穴を大きく開いて 見せて、「あっ!間違えちゃったぁ!」 と言ってのけます。そうでなくとも 大きく横に開いた鼻の穴なのに、カバの子供のようになります。鼻を開い た後は口を開いて、またまた 「あっ!間違えちゃったぁ!」 とやり、今 度は女房に叱られます。英才教育は着々と進んでいますが、今度は保 育園、あるいは小学校の先生相手にやらせてみたいと思います・・・。 ガハハハハハ・・・。すみません・・。 |
9月13日 思いがけず1日休みが取れたので、富山県の利賀村という ところにある、新大牧温泉というところへ行ってきました。庄川という大き な川が見下ろせる断崖に施設はあり、見慣れぬきれいな風景が気持ち をゆったりさせてくれました。もちろん翼の大泣きは止まることはないし、 涼子の元気も静かにはなりませんが、短い時間であっても旅はいいもの です。 |
9月12日 突然、休日をもらうことができました。ちょっとお休み致しま す。 |
9月11日 涼子が毎日のように温泉に行こうと言うので、出かけていま す。昨日も今日も夜から野沢温泉まで出かけましたが、月がとてもきれ いで、涼子は車に乗っている間中、月を眺めていました。「どうして車が 動くとお月さんも動いて、車が止まるとお月さんも止まるの?」 「お月さ んはりょこたんと遊びたいんじゃないの」 「そうかぁ・・・」 ホントに今日 は月がきれいでした。 |
9月10日 テレビでジャンヌ・ダルクの事をやっていました。かわいそう な少女だったのです。処刑されたルーアンの街で、処刑された5月30日 にお祭りがあります。今年はその日にルーアンの街を車で駆け抜けまし た。セーヌ川がグィーンと入り組んだ工業地帯でありました。ノルマンジ ーの大都会です。涼子もテレビに見入っていました。もう少し早く彼女の 事を知っていれば、もっと興味深くルーアンの街を見学できたのですが、 勉強不足であります。次回はもっと勉強してヨーロッパに挑みたいと思い ます。 |
9月9日 昨日もそうでしたが、今日もとても暑い1日で、真夏に舞い戻 ったような、もしくはこれから夏が始まりそうな、そんな暑さでした。涼子は 変わらず、ブタ草にやられっ放しで、病院へ行って目薬をもらってきまし た。翼は外にいると、ポーチの階段をハイハイで上って行くので、ずっと 見張っていなければなりません。こちらの言い分、翼の言い分は互いに 通じ合わないし、動きがますます激しくなるので、こんな暑い日はボクも 1日イライラしています。 |
9月8日 ちょっと前までは翼がボクの指を噛んでも、なんともありません でしたが、今日翼に右人差し指を噛まれると痛みを感じました。2ミリもな い位の歯なのですが、大食いの翼にふさわしくしっかりしたものが生えて きているようです・・・。それにしても今日は暑かった・・。 |
9月7日 今日は翼も連れて、ケヤキの森公園へ出かけました。涼子は 公園内をものすごいスピードで走ります。登り坂でもペースは変わらない ので、結構な脚力だと思います。翼とボクは芝生の上に座って、時折ご機 嫌伺いにやって来る涼子の様子を見ています。やはり翼は外にいると、 大泣きをすることはありません。涼子のように走るようになるには、ちょっ と時間がかかりそうです。 |
9月6日 「父さんは朝からずっと仕事しとんねや。今もこうやって、紙に 字ぃ書かんなあかんねや!それをお前はどっか遊びに行きたいとかゆう て、父さんの邪魔をすんねや!父さんが仕事せんかったら、ご飯も食べ られへんし、服も着られへん。電気もつかへんし、水も飲まれへんのや! 何回ゆうたら、わかんねや!こうやってお前が邪魔ばっかりすんねや!」 と公園への道中、車の中で腹立たしい気持ちを涼子にぶちまけました。 わかっているのかいないのか、助手席に座る涼子は黙って前を見つめて 聞いていました。ボクも大人げなく、公園へ連れていってやるなら、気持ち よく無駄口を叩かずに行けばいいものを、ついつい弱い涼子に対して、 つまらないことを言ってしまいます。ボクが涼子の年齢の頃、近所の友達 と遊べない時、いったいどうやって時間を潰していたのでしょう。近くの公 園へひとりで出かけていたのでしょうか。仕事を手伝わせると言っても、 たいしたことは何もできないし、遊ばせるのは難しいものです。 |
9月5日 良いお天気だったので、涼子が保育園に出かけた後、残り3 人で、日本海へ魚釣りに出かけました。冷蔵庫にあった残り物を弁当箱 に詰め、お茶を用意し、釣り竿を車に積みました。女房は翼のミルクやお むつをカバンに詰め、ダダダダダーッと海まで車を走らせました。波も穏 やかで、海水も温かく、まだまだ泳げそうではありましたが、魚釣りだけに 徹しました。小さなフグばかりが釣れ、次はヒラメ、次はヒラメと口先ばか りで、時間切れとなりました。翼は少し日焼けをしたようで、引き締まって はいるけれど、やんちゃですぐに逃げ出す小猿のようになりました。今年 は忙しかったので、来年はしっかり時間をとって、涼子も連れて海水浴に 行きましょう。 |
9月4日 涼子に誘われて野沢温泉に行きました。人気の大湯に人影は なく、貸し切りでした。身体を洗っていると、突然笛や太鼓の賑やかな音色 が外から聞こえてきて、涼子は温泉どころではありませんでした。ボクは 久しぶりの熱い温泉にゆっくり浸かっていたかったのですが、涼子は外の 賑わいを早く見たくて仕方ありません。既に風呂から上がって、服に着替 えている涼子に、「先に行って見てくれば!」 と言うと、なんだか怖そうで ひとりでは行けない様子です。「早く外に出ないと、お祭りがどこかへ行っ ちゃうぞ!」 と言っても、固まってしまって、ボクの目を見つめるだけなの です。「行かないんなら、早く行こうってゆうなよな!」 と言うと、涼子の大 きな目から涙がポロリ・・・。獅子が舞い、笛や太鼓の賑やかさが涼子には 少々怖かったのでしょうか。偉そうな事をズケズケ言っても、まだ6歳なの であります。 |
9月3日 庭の雑草抜きをする時、翼も一緒に外へ連れて出ます。外へ 出ると翼は、草や土を口に入れます。駐車場の砂利石の上に翼を座らせ ておくと、翼は石を掴んでその石をかじっています。今まで聞くことのなか った、石と小さな歯が擦れる音がします。実に美味しそうで、ボクがじっと 見ていると、石を口から取り出して、ニッと笑います。なんだか違う生き物 のようです。 |
9月2日 もう何日も前に白い点を確認した、翼の下の歯茎ですが、よう やく線となって姿を現しました。まだしばらく歯磨きをする必要はなさそうで すが、涼子が自分で歯磨きがきちんとできるようになる頃、バトンは翼に 渡りそうです。 |
9月1日 地震の影響で人気宿の予約が取れ、宮城県の追分温泉とい う湯宿へ行って来ました。片道490キロ程度の距離にあり、実家のある 奈良へ戻るより遠い距離なのですが、なんとかホッとしたくて、出かけてみ ました。この夏にびっくりりえたんへお越し頂いた多くのお客様同様、我々 も雨に降られ、全く外の遊びができませんでしたが、ビールと焼酎と温泉 と子供の世話で楽しい時間が過ごせました。翼も赤ん坊のくせに何度お風 呂に入った事でしょう。洗い場から寝転んで、浴槽のお湯に顔をつけ、何 度もお湯を飲んで、泣きそうな顔をしていました。涼子が男風呂に入った のは1度だけでした。もう男風呂はイヤなのでしょう・・・。仕事をしたら遊 ぶ。遊んだら仕事をする。お仕事再開です。がんばります。 |
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