親バカ父ちゃん子育て日記
12月31日 夕べも翼はよく泣きました。何を泣いてやがる!と腹立た
しさと諦めの気持ちが入り交じり、寝ぼけ眼で翼の様子を時折見ていま
した。アッという間に朝がきて、お客さんの朝食の間、翼はずっと眠って
いました。仕事の間に眠ってくれているのは、助かる事ですが、翼ひとり
が明け方にうまい具合に眠っていて、なんとも親不孝なヤツです。涼子
は近所の友達と、1日中雪にまみれて遊んでいます。早くも日焼けしてい
ます。我々夫婦も母の助けを借りながら、1日中ひたすら仕事をしていま
した。考えてみると、翼も涼子も女房もボクも、1年中同じ事を繰り返して
いたような気がします。来年はもう少しゆっくり過ごしたいと考えます。1
日の中でのリズム。1週間のリズム。1ヶ月のリズム。1年のリズムをもう
少し上手に考えないといけません。例えば1日の中では、サイフォンでコ
ーヒーを落とすくらいのゆとり。1週間の中では5日は生きていくための仕
事を目一杯こなし、1日は家の仕事をし、もう1日は完全に休養を取る。
1ヶ月もしくは2ヶ月に1度は宿泊を伴った旅行をする。1年に2週間から
4週間は連続休暇を取る。これくらいできないようでは1人前ではありま
せん・・・・・。よし!目標はできた!今からがんばろ・・・。というわけで、
今年も大変お世話になりました。忍耐強い、子育て日記ファンの皆様に
心よりお礼申し上げます。来年もどうぞよろしくお願い致します。良いお
年をお迎え下さい。
12月30日 「たかみつばさ君!」 と言うと、翼はニコニコして腕を上げ
られるようになりました。右手を上げたり、両腕を上げたりします。そして
自分でパチパチと手を叩きます。しかし、「たかみりょうこさん!」 と言っ
ても、「たかみよしひろ君!」 と言っても手を上げます。明日はお向かい
のおじさんの名前を言ってみたいと思います。
12月29日 今日こそは買い物に出ないで、家にいよう・・と毎日思って
いるのですが、ケチャップがない、もやしがない、赤ワインがない等と、次
から次へとないものが出てきます。年末年始の用意を完璧にしているつ
もりなのですが、あれもこれもないと、毎日外に出かける羽目になります。
いっそのこと、ボクが小型のスーパーでもやれば、そんな心配はなくなり、
時間も節約できそうなので、フランチャイズでコンビニでもやってみましょ
う。いや、ちょっと待て!お金がない・・。
12月28日 奈良で仕事をしていた時のお客さんに、お越し頂いてい
ます。彼はお酒が好きで、よく閉店間際までいらっしゃいました。と言っ
ても、その閉店間際には決まって、椅子の上で腕組みをして眠っていま
した。そして突然、バタンと大きな音を立てて床に倒れ、なお眠り続けて
います。ボクがこちらで宿をするようになっても、毎冬お越し下さって、や
はり毎冬床に倒れていました。今回もいつ倒れるかなぁと思っていたら、
先ほど暖炉の前でバタンと倒れました。驚いたのは翼で、大きな男が自
分のそばへ突然倒れてきたので、びっくりして泣き出しました。涼子には
「あのおじちゃん、もうすぐ倒れるから見ときや!」 と食堂の隅で立たせ
ていたら、やはり倒れました。さぁ、ちょっと見てきます。お連れの方は、
既に客室へ戻ってらっしゃいますが、食堂には彼ひとりなのでしょうか。
12月27日 ボクの憧れの地である、伊勢志摩在住のお客さんが、殻
付の牡蠣をたくさん送ってきて下さいました。女房と先日手伝いにきてく
れた母は大喜びです。何を隠そう、ボクの弱点は牡蠣で、ボクは子供の
頃から食べられません。生でもフライでも、どんなに料理したって食べら
れないのです。鍋に牡蠣が入っていると大変で、だし汁だけでなく、その
他の食材も全て食べられなくなるほどの、牡蠣嫌いなのです。今日は1
日みんな大忙しで、ボクが自分達の晩ご飯の用意を始めたのも、午後9
時半からでした。女房はニタニタと、お客さんが送って下さった、牡蠣の
入った発泡スチロールを、配膳台の上に乗せました。仕方がない!酢牡
蠣なんぞで食べさせていたのでは情けない!ボクは顔で笑って、心で泣
いて、牡蠣の身を殻から取り外し、二種類のソースを作ってグラタンに仕
上げ、残りをピカタにしました。涼子はボクと同じように牡蠣が苦手で、あ
まり食べなかったようですが、元小娘二人は ”うまい!うまい!” を連
発し、ぺろっと平らげてしまいました。もうせえへんよ!明日はスーパー
の総菜なっ!
12月26日 涼子が保育園で習った歌と踊りをやっているその横で、翼
は屈伸をしたり、身体を横にくねらせて、涼子の真似をします。おもしろ
いのは、涼子が片足でピョンピョン飛び跳ねると、翼も一応片足を上げよ
うとします。まともに歩くこともできない翼が片足を上げるのは、なかなか
難しいようですが、彼は彼なりに真剣にやっています。これから訓練する
と、劇団四季も夢ではありません・・・。
12月25日 2週間程度前、「涼子はクリスマスプレゼントはどんなのが
欲しいんだ?」 と聞くと、「魔法の棒!だって、何でもできるんだよ。お父
さんがお仕事したくなくても、”お料理出ろ!” って言うと、すぐに出てくる
んだよ!」 と真顔で涼子は答えていました。さすがにおもちゃ屋に ”魔
法の棒” は見あたらず、短い時間に、広い店内を泥棒のように物色し
て、涼子好みのおもちゃを発見し、今朝、涼子との対面と相成りました。
「やった〜!りょこたん、こんなのが欲しかったんだぁ!」 おもちゃを買
ってから、約2週間、緊張していましたが、見事に気に入って頂けました。
保育園に行く時、雪で埋もれた玄関についた、大きな足跡を見て、「これ
はサンタさんの足跡かなぁ?」 と涼子は夢いっぱいで、車に飛び乗った
のでした。めでたし、めでたし・・。
12月24日 翼の乳児検診で、女房は翼を連れて村の施設へ行きまし
た。建物の中に入ると、翼は大喜びであちこちウロウロ歩き始めます。
女房の事などまるで気にすることなく、あちこち歩き回っていたようです。
保健婦さんには 「涼子ちゃんとそっくりねぇ!」 と言われたようです。顔
がそっくりなのか、行動がそっくりなのか、どちらも似ているようです。年
上のお兄ちゃんやお姉ちゃんの幾人かは、大勢の人達に驚いて、お母さ
んの側から離れられなかったようですが、翼は自由気ままにしていたよ
うです。誰に似たのでしょうか・・・。
12月23日 アッという間に1日が終わってしまいます。あれもこれもと
しなければならない事が山ほどあるのですが、思うように進みません。買
い物に出かけても、店舗も道路も混雑しています。翼はぐずって、イライ
ラするし、ちんぷんかんぷんの数学の問題に取り組んでいるように、カー
ッと熱くなってきて、腹が立ってきます。昨日入れ忘れた柚子を風呂に入
れ、できるだけお湯を熱くして、風呂に入ってみました。単純なボクは、ぽ
かぽかと普段より暖まった気がして、昼間のイライラも少し吹っ飛んだ気
がします。さぁ、明日の仕込み!やるよぉ!これ以上雪が降りませんよう
に・・・。
12月22日 いつの間にか、翼はバイバイができるようになりました。
涼子を保育園へ送り出す時や、買い物に出かける時、右手を軽く上げ、
上下に振り、「バイバ〜イ!」 という声に合わせています。昨日も温泉
施設で、小学2,3年のお兄ちゃん達と一緒になり、帰り際、お兄ちゃん
にバイバイを言ってもらって、手を振ることができました。ほんの少しです
が、言葉に反応できるようです。「ミルク飲もか?」 と言うと目を大きく見
開く事があるし、「ごはん食べよか?」 と言うと、口をペチャペチャならし
ます。もっと他にもわかっていることがあるかもしれません。
12月21日 宿泊のお客さんも、食事の予約もなく、出かける事にしま
した。最近、半日ぐらい休みが取れても、出かける気力がなく、家で過ご
していましたが、今日は温泉と食事に出かけました。昨日しっかり除雪を
したはずなのに、駐車場には40センチ程度の雪が新たに積もっていて、
せっかく急いで準備をしたのに、車の周りを除雪するだけで1時間もかか
ってしまいました。温泉は上越にあるホテルの大浴場を日帰り入浴しまし
た。大きな建物に翼は終始ご機嫌で、ウロウロ歩き回っていたずらをしま
す。風呂の脱衣場のロッカーについているカギを順番に抜いてまわり、ご
満悦の表情でした。もちろん、後から元の場所に戻すのはボクの役目で
あります。涼子は 「私は女だから、お母さんと入る!」 と言って、女房と
女風呂に入っていきました。今シーズン初めての雪見の露天風呂で、ボ
クはもっとゆっくり身体を伸ばしていたかったのですが、翼は少し落ち着
かない様子で、明るい内風呂でほとんどを過ごしました。温泉を出ると、
今日は和食が食べたくて、直江津駅前のホテルへ行きました。懐石を食
べるつもりで出かけたのですが、和食の店舗はなくなっていました。大き
なホテルでも経営はなかなか難しいようです。和食はあきらめ、適当に見
つけた洋食屋で、つまらないものを食べさせられ、ぶつぶつ言いながら、
雪で埋もれた峠を越えて戻ってきました。ほっと一息です。それにしても
わずか1日、2日で景色が一変しました。至る所、雪、雪、雪です・・。
12月20日 ものすごい雪の量で、今シーズン初めて機械を使って、除
雪をしました。涼子は近所の友達と一緒に雪の中を走り回っています。
ボクは除雪作業に2時間かかってしまいました。熱い珈琲でも飲ませて
もらおうと玄関に戻ると、涼子が 「父さん!すべり台作ってぇ!」 と元
気に話しかけます。「ちょっと休憩させて。今日は疲れたからすべり台は
作らない!スノープル出すからやってみる?」 「うん!やるやるぅ!」 と
涼子は大雪の中、ひとり元気でありました。翼も外へ出してやりたかった
のですが、翼をひとりで遊ばせるには、まだ少し無理があります。これか
ら3月中頃まで、涼子にとっては楽しい日が続きますが、ボクにとっては
雪との闘いが始まります。
12月19日 仕込みが間に合わず、長野市内への仕入れを女房と翼に
任せました。それでもアイオリソースやサバイヨンソースが固まりにくかっ
たり等といった事態に、仕込みがはかどらず、追われ続けた1日でした。
昨晩から始めた仕込みがようやく午後6時前に終わると、6時過ぎには
お客さんが予定通りお見えになり、戦闘開始となりました。お客さんがお
見えになった頃は、雪の量もたいしたことはありませんでしたが、午後10
時過ぎに、外に出てみると、ものすごい雪の量で、ボクの膝が隠れるくら
いまで積もっていました。一番細い白樺の木は、雪の重みで分度器のよ
うな形になっていました。今午前0時になるところですが、雪の勢いは衰
えず、厨房から見える道路の電線は真綿を巻いたように、真っ白になっ
ています。明日朝が恐ろしく思います・・・。
12月18日 昨日も、今日も1日中、料理をしています。お客さんの料
理をたくさん作らなければならない日は、涼子と翼にとっては何も作って
もらえない日で、ドーナツやお菓子でお腹を大きくさせられてしまいます。
明日も食事の予約を頂戴していて、またしても涼子と翼はつまらないも
のを食べさせられる羽目になります。ボクもいつまで経っても手際が悪く、
全く時間がとれません。明日は、母さんに頼んで、スーパーの総菜を買っ
てもらおぅ!なっ!すまん!
12月17日 1年以上、このびっくりりえたんに宿泊して頂いている、単
身赴任のお客さんが数名いらっしゃいます。今夜は会社の方も呼んでの
盛大な忘年会になりました。1年も仕事をしていると、何かとあるようで
す。ボクも女房も、もちろん涼子も翼もみんな呼んで頂いて、楽しい、時
に難しい宴会と相成りました。兎にも角にも、仕事はきっちりこなして頂
き、私達家族はできる限りのおもてなしを心がけ、ボクは調理師として、
満足頂けるものを提供いたします。雪が降り始め、仕事は小休止です
が、どうぞプロとしての心意気を見せ続けて下さればと思います。私達も
しっかり、応えていく所存です。
12月16日 晩ご飯の時、翼は眠っていて、その他3人だけの食卓でし
た。お腹が空いていたので、みんなパクパク食べましたが、ふと気がつく
と、とても静かな食事をしていました。こんな日もあるのです・・・。
12月15日 今朝3時前に泣いて起きた翼は、1時間くらいボクの隣で
横になっていましたが、その間ずっと大声で泣き続けていました。4時を
過ぎると、さらに泣き続ける翼は自分で立ち上がり、ヨタヨタと女房の隣
へ行き、女房の枕に顔を埋めるように横になりました。泣き声もようやく
小さくなり始め、4時半には眠った事だと思います。母の元へおぼつか
ない足どりで歩いて行く翼を、寝ぼけ眼で見ていると、本能というものは
すごいものだと思いました。オスが子育てに関わっている生物がどれだ
けいるのでしょうか。母は偉大であります。
12月14日 良いお天気で、部屋の窓を閉めて、太陽の光だけを浴び
ていると、ポカポカとうたた寝をしそうなくらいの陽気でした。それでも窓を
開けると、冷たい空気が入ってきて、さすがに12月を実感します。涼子も
翼も家の中ではじっとしていられず、冷たい空気にもまるで動じることなく
遊び続けていました。翼は駐車場の砂利の上を行ったり来たり、転んだ
り、泣いたりしながら、ウロウロしていました。ついこの間まで、砂利を掴
んでは口の中に入れ、ガリガリ、ゴロゴロさせていましたが、今日は一度
も口に入れる事はありませんでした。その代わり、全身水浸しになって、
遊んだようです。少し人間に近づいたかもしれません・・・。
12月13日 昨年の今日。ものすごい吹雪で、車の運転が容易にでき
ませんでした。今日は昨年とはうって代わって、とても良いお天気でした。
昨年の夜、車のフロントガラスに、襲いかかるように降ってきた無数の雪
の結晶は生涯忘れられません。よくぞ365日、毎日欠かさず泣き続けて
くれました。翼、一歳であります。
12月12日 食事時、翼はボクが差し出したものを食べない時、涼子が
代わって食べさせると食べることがあります。また、スプーンで食べさせ
ていると食べなくなったのが、箸で食べさせると、また大きな口を開けて
食べることもあります。今日はお昼にあさりのスパゲティーを食べました。
もちろん食べているのは女房とボクで、翼は鮭フレークを入れたお粥を
食べています。女房とボクが代わる代わるスプーンで食べさせたり、箸で
食べさせたりしていたのですが、どうも嫌がります。ギャーッとわめいて何
かを訴えています。あれやこれやと差し出して、翼はあさりに興味がある
ことがわかりました。あさりの殻にお粥を入れて、口のそばまで持ってい
くと、大きな口を開けました。スプーンや箸では食べないものを、あさりの
殻に入れると食べるなんて、翼はボク以上に変わっています。
12月11日 人間それぞれ、いくつになっても悩みはあるものです。そ
れをいかに上手く乗り越えていくか、難しいところです。今日は参りまし
た。酒をもう少し控えれば、頭ももっと回転したはずですが・・・。飲み過
ぎです・・・。明朝5時。皆さん!起きられますかぁ!
12月10日 翼を買い物に連れていく時のほとんどは、おんぶひもをつ
けて、いつでもおんぶができるようにしています。今日は女房も一緒に買
い物に行き、すぐに買い物が終わるだろうとおんぶひもなしで出かけまし
た。ところが、女房の買い物が長く、女房の後を間の抜けたタヌキのよう
に、翼を抱いて歩いていると、ものすごく腰が痛くなってきました。日に日
に翼は重くなっています。
12月9日 小泉さんは難しい決断を余儀なくされました。僕は小さい頃
から、勉強、勉強とうるさく言われました。しかし親の期待とは裏腹に、ど
こにでも転がっている学校にしか入れませんでした。東京大学やケンブ
リッジ、オックスフォード、ハーバードの人達、ノーベル賞は偉いと思って
いましたが、たいしたことでもないな、といつの頃からか感じ始めていまし
た。それは、殺し合いを止めることも、止めさせることもできないからで
す。偉い学校を出た一流と呼ばれる人達が、学校へ入る前の子供達を
平気で殺しておいて、これを一流と呼べるのでしょうか。東大やケンブリ
ッジが偉いなら、殺し合いを止めて見せて頂きたいと思います。そうして
こそ、ボクはそれらを、また彼らを認めてあげましょう。ボクは世間にの
さばっている偽物には敏感に反応します。どうか誰か、殺し合いを止め
させて下さい。そして、これから教育を受ける子供達を、普通の人間に
育てて下さい。偽りの権威はクソ食らえであります。
12月8日 翼を車に乗せて、ゲレンデまで行ってきました。雪は全くあ
りません。高社山の頂上付近にうっすらと雪が被っている程度で、雪遊
びはまだまだできません。週間天気予報を見ても、まとまった雪が降る
予報はなく、13日のスキー場オープンは無理のような気がします。周辺
の野沢や志賀の一部はリフトを稼働させたようですが、ほんの一部だと
思われます。さぁ、今後の天気はどう変わっていくでしょうか・・・。
12月7日 涼子の歯磨きをしていると、翼がよたよたと近づいて来ま
す。黙ってじーっと見ていたかと思うと、ギャーッと声を上げました。歯ブ
ラシでいたづらがしたいようです。涼子の歯磨きを終え、3本しかない翼
の歯もキュッキュと磨きました。歯ブラシが口の中に入ると翼は納得した
ように、涼子の後をついて、部屋に戻っていきました。またひとつ、仕事
が増えてしまいました。
12月6日 日本酒を飲んでだら〜っとしています。用意した料理もなく
なり、何か食べたいなぁと思っても、優秀な女房ですから、たいしたもの
は出てきません。しばらく待っていたら、スーパーで買った小アジの開き
が出てきました。女房にしては上出来です。だらだらボクが食べていると、
涼子も翼も側に近づいてきて、アジを持たせました。堅い小アジは翼に
はかみ切ることはできず、よだればかりが出てきます。それを持ってお風
呂の歌を歌うと、屈伸をして、翼は涼子と共に女房について、お風呂に入
って行きました。ほんの一瞬ですが、静かなひとときです。
12月5日 まだまだ手にしたもの全てを、口に持っていってしまう翼で
すが、今日は輪ゴムを3本しかない歯で挟んで遊んでおりました。案の
定、右手で輪ゴムを引っ張り、くちびるに当たって大泣きです。ひとしきり
泣いた後、また輪ゴムを持って遊び始めました。一度ぐらいでは学習で
きないようです。
12月4日 「涼子ぉ!お客さんが来たから静かにしなさい!」 「涼子ぉ
お客さんが、お食事中だから静かにしなさい!」 「涼子ぉ!もうごはん
食べるんだから静かにしなさい!」 「涼子ぉ!もう遅いから静かにしな
さい!」 「涼子ぉ!お客さんが寝てるから静かにしなさい!」 涼子もつ
らい毎日であります・・・。
12月3日 全部枯れたと思っていたマリーゴールドの一部がまだ咲い
ていました。こぼれ種から花を咲かせていたものもありました。それでも
ほとんどが枯れてしまっていて見苦しいので、庭のマリーゴールド全てを、
根ごと抜き去り、捨てました。今年はとてもきれいに咲いてくれていたの
で、賑やかだった場所に何もなくなり、いつもの年より寂しく感じます。も
みじやシャラの木も縄で縛って、雪に倒されないようにしました。白樺の
木にイルミネーションをつけました。翼は女房とボクが作業をしている間
をウロウロ、スルスルと歩き回っていました。冬の準備がだんだん整い
つつあります。
12月2日 薪ストーブ用の薪を用意しました。時間がとれないので、自
分で木を採りに山へ行ったり、チェーンソーで丸太を切ったりできず、こ
こ数年は、よく食事にお越し頂くお客さんに用意してもらっています。家
に戻って、さっそく薪ストーブに火を入れると、しっとりと暖かく、薪の匂い
が、食堂に満ちてきました。翼は興味津々でストーブに手を出そうとして
いましたが、みんなに阻まれ、遠くから眺めていました。家の中で薪が燃
えているのはとても贅沢に感じます。
12月1日 大きめのグラタン皿を買いに、長野駅前のデパートに出かけ
ました。大阪や東京のような混雑は全くありませんが、少し店内を見て歩
くだけで、ものすごく疲れてしまいます。奈良から出てきたばかりの母は、
小さなボクを連れて、1週間に1度は大阪のデパートへ行っていたようで
すが、よく出かけていたなぁと思います。よほどストレスがたまっていたの
でしょう。非人間的な空間は耐えられません。

1999年
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