親バカ父ちゃん子育て日記 |
2月29日 昨日は車のタイヤがパンクし、また、パソコンのモデム部 分が壊れ、それぞれ修理に行きました。宿泊のお客さんもいっぱいだ ったので、クタクタになって一日を終えました。今日の午後は、比較的 時間があるなぁとひとりニンマリしていたら、近所の友達が誰もいない と、家に戻ってきた涼子に捕まり、お散歩をさせられる羽目になりまし た。長靴で歩くのは疲れるので、近所ではなく、飯山駅近くに車を停め、 雪のないその周辺を運動靴で歩きました。駅周辺の商店街に人や車は まばらで、こんなに空いているなら、毎週日曜日にうろつき回ろうかと思 ったほどです。お客さんの夕食を終えて、さぁ、風呂くらいはゆっくり入ろ うと思っていたら、涼子も翼も静かな風呂に乱入し、びっくりりえたん温 泉、疲労困憊の湯に早変わりしました。ゆっくり静かに過ごせる日は、 いつになったら訪れるのでしょうか・・。 |
2月28日 昨夜はなかなか眠れず、ボクは布団から抜け出して、この HPを少しいじっていました。午前0時頃からだらだら更新していたので すが、もうそろそろ翼が泣くかなと心配するのですが、1時、2時となって も泣き声は聞こえてきません。3時になって、さぁもううるさくなるかな・・ と思っても、物音ひとつしません。ボクはようやく眠たくなり、布団に入り ました。布団に入ってしばらくして、ハッと気付くと、女房のガーガーうる さい、いびきでした。翼はまだ眠っています。眠ったのか、眠っていない のかわからない状態で、ギャーッという翼の泣き声が聞こえました。6時 45分になっていました。生後14ヶ月と16日目にして初めて、夜11時か ら朝まで眠った翼でありました。女房はお産の後、初めてぐっすり眠った 事だと思います。間抜けなボクはこんなラッキーな日に、ひとり眠れなか ったのです。やはり初老ですか・・・。 |
2月27日 鼻がムズムズするので指を突っ込み、その後、鼻毛を勢い よく抜くと、抜けた鼻毛二本ともが白髪でした。女房にこの話をすると、 耳毛はまだか? と聞かれました。耳毛なんか生えてるかぁ! と怒鳴 りながら、耳を触って、生えていないことを確認しました。先日、母が父 に電話をしていました。自分の兄弟に配りものをするらしく、父にその手 配を頼んでいたのですが、聞こえた言葉に ”しょろういわい” がありま した。なんのことか、電話を終えた母に聞くと、ボクは今年、厄年だそう で、本来ボクがしなければならない ”初老祝い” を、ボクの代わりに、 やってくれたようです。ボクはもう爺さんの仲間入りなのです・・・。なんや とぉ!こらっ!ボケっ!もっぺん抜かしてみぃ!よぉ!こらっ!くそぉ! 爺さんやとぉ!なんじゃぁ!ぐわ〜!だ〜!ぎゃ〜!あ〜ぁ・・・・・。 |
2月26日 数日前に涼子と約束していた女房は、今日、保育園を休ま せ、朝から涼子と一緒にゲレンデへスキーに出かけました。あまり良い お天気ではなかったので、二人はお昼過ぎに戻ってきましたが、女房に よると、涼子の滑り具合は、今シーズン三回目とは思えないほどの上達 ぶりだそうです。右に左に自分の思う方向へ行けるようです。また、リフト にも大人の助けを借りずにチョンと乗れるそうです。昨年までは、転ぶと きちんと起きあがれなかったり、思い通りにならなかったりで、ゲレンデ に出かけても、すぐに帰ろうと言っていた涼子ですが、今年は少々違う そうです。未だに自転車には乗れませんが、スキーはなかなかのものか もしれません。しかしながら・・・、スキーなんぞに金はかけんよ! |
2月25日 先ほどテレビで久米さんが司会で、小児がんと闘う子供と その家族が紹介されていました。断片的にしか見ていませんが、小さな 身体で大きな病気と闘う、健気な子供達の姿を見ていると、涙が出てき ます。必死に生きる彼らを見ていると、生きていく力をもらったような気 がします。涼子が初めて入院したのは、二歳の誕生日を過ぎた数日後、 ヘルパンギーナと呼ばれる病気にかかったのが原因でした。高い熱が 出て、点滴の管を通され、声にならない声で小さく泣き続ける涼子を見 ていると、無力な自分が情けなく、涙が出てきました。折しも夏休みの まっただ中で、宿は満室状態が続き、自分達家族は涼子の病気に振り 回されました。一週間程度の入院で済みましたが、先ほどのテレビの 子供達の一人は十年も病気と闘っているのですから、家族の人達も計 り知れない苦労だと思います。あの夏の後、ボクは九月の後半から家 族を連れて、スイスへ行きました。よぉくがんばった涼子と、家族への ご褒美と感謝のつもりでした。変な病気はこりごりであります。 |
2月24日 キャンセルが相次ぎ、思いがけず、今夜宿泊のお客さんは ゼロ。突然午後にお休みを頂いても・・・。涼子が保育園から戻り、家族 会議に入り、夕方から夜をどのように過ごすか委員会を開催しました。 活発な意見が飛び出し、成田空港からパリを経由してマルセイユに行く という案も出されましたが、結局、温泉に行って、大衆食堂にお食事に 行くという案が賛成多数で可決され、急いで準備を開始しました。昨年 春にオープンした湯田中駅前の温泉施設に行き、ボクは涼子と翼の担 当を仰せつかり、楽しい時間が過ごせました。涼子の頭を洗いながら、 風呂の椅子をあちこち移動させる翼を、ヒヤヒヤしながら目で追ってい ました。時折他のお客さんが、ウロウロ歩き回る翼を見て、笑っていま した。日が暮れた国道を信濃町まで走り、ドライブインに入りました。テ ーブル上の醤油や箸を触って、いたずらやり放題の翼を制止しながら の食事は大変有意義なものとなりました。仕事をしている方が、楽だっ たかもしれません。あ〜、しんど! |
2月23日 昨日、夕方5時過ぎ、布団から出る頃、ものすごい風が吹 いていました。持ち帰り用のピザの注文を頂戴していて、6時過ぎにピ ザを焼き上げました。涼子が温泉に行きたいと言っていたので、野沢に 行くつもりでしたが、母はあまりの風に驚いたのか、出かけるのはイヤ だと言いだし、母だけを家に残して、4人で出かけました。温泉街はさす がにシーズンのまっただ中で、大勢の人をあちこちで見かけました。外 湯も空いている風呂を見つけるのは困難な状況で、比較的空いていた 麻釜の湯に入りました。今の季節はたくさんの服を着ているので、着替 えに時間がかかりますが、翼の着替えを狭い簀の子の上でやるのは、 これまたより時間がかかり、疲れをほぐしたはずなのに、新たな肩こり が現れてきます。は〜ぁ、と大きくため息をついて、風呂から出ました。 涼子は女房と手をつなぎ、翼はバギーに入れて、ボクが押して歩きま す。車に乗り、国道沿いに見つけた小さな食堂に入りました。午後9時 にもなっていたので、他にお客さんは見あたりません。小さなテレビから 大きな音が流れていたので、ボクはそのテレビのスイッチを切りました。 涼子は手書きされたメニューを見ながら、「と・ん・か・つ」 と読んでいま した。いつの間にか、少し文字が読めるようになりました。話すことが苦 手そうな、暗い感じの親父の店でしたが、料理は意外と美味しく、ホッと できました。食堂を出ると大雨でした。その雨が朝方には雪に変わり、 今日はまたまた冬に舞い戻り、春は一気に遠ざかった感じがします。 |
2月22日 今夜は宿泊のお客さんがないと思うと、朝から力が入ら ず、それでも朝食は気合いを入れて、なんとかこなしました。宿泊のお 客さんが全てチェックアウトされると、ボクは全身の力が抜けていくよう で、横になって眠りたかったのです。それでも誰が昼ご飯を作ってくれる わけでなく、ボクは白ワインを飲んで気持ちよく午後を過ごそうと、また しても力を振り絞り、涼子を連れてスーパーに買い物に出かけました。 大きなメダイと菜の花、粒の大きなあさり、カニを買って帰りました。メ ダイをオリーブオイルとにんにくで焼き、ワインと野菜スープも入れてあ さりを蒸します。少々あぶった菜の花を添えてできあがりです。カニは 残った菜の花とスパゲティーにしました。これがまた辛口の白ワインと あうのです。食卓は翼にめちゃくちゃにされながらも、ボクは白ワインと 旨い魚で、ヘロヘロになり、夕方まで眠りました。昨日に続き、今日も とても暖かく、昼寝には最適です。駐車場の雪は例年の3月半ば頃の ようで、雪の下の砂利石がほとんど見えています。午後11時現在も雨 が降り続き、雪解けはさらに進むでしょう。今年の春は早そうです・・。 |
2月21日 この冬、ボクはバクバク食べ続け、また一段と肥ってしまい ました。あまりに食べ過ぎて、一日、二日、食べるのを控える事もある のですが、食べても、食べなくても、お腹の出具合は変わらず、それな ら食べた方がいいかと、つい食べてしまいます。涼子も翼もよく食べま すが、涼子は全く肥りません。翼はボクと同じく、ムーミンのような体型 です。翼は小さいのでムーミンでも許せますが、ボクは典型的な中年 肥りで、ただただ気色悪いだけなのです。 |
2月20日 風呂上がりの翼を見ていると、肉付き、顔色、表情などは 健康そのものです。ニコニコと元気に過ごしているのに、どうして夜中に ギャーギャー、ピーピー泣きわめくのか、その様子からは想像できませ ん。続いて、涼子も風呂から出てきました。やはりヤツも健康そうです。 最近熱を出していないかもしれません。ボクは早くも花粉症のようで、く しゃみが止まりません。ヤツらとは対称的に、ボクは不健康そうです。 |
2月19日 フランスの地中海側からピレネー山脈の麓を通って、大西 洋に出てボルドーでしばらく過ごし、その後TGVやタリス、フェリーを乗 り継ぎ、フィンランドへ。なんにも音の聞こえない湖畔の森で、しばらく 過ごした後、カナダ東部のプリンスエドワード島へ。お金や仕事の心配 をする事もなく、食事も全て誰かに作ってもらって、1ヶ月だけ休みをち ょーだい!なんて言えたら、いいなぁ・・・とお風呂につかっていたら、ど んどんどんと翼がお風呂に乱入し、ボクのはかない夢はうち砕かれてし まいました・・。翼は暴れ、泣きわめき、涼子はキーキーしゃべりまくり、 現実はこんなものであります・・・。 |
2月18日 保育園で園児が歌や劇を見せる、発表会なるものがあり、 朝から女房も母も翼も出かけていきました。こんな恵まれた時間を過ご せるのは、めったにないことです。さぁどのようにこの輝かしい時間を過 ごすべきか・・・。チェックアウト後の客室掃除なんぞやってられない。夕 食の仕込みなどには時間がある。よぉし!と気張ったところで、ボクに 与えられた時間はわずか2時間あまり・・。結局、静かに出納帳をつけ、 新聞を読み、ほんの少しギターをつま弾いたところで、部屋の襖が開い てゲームセット。サラリーマンのお父様方が羨ましい限りです。俺にも 自由をくれ〜っ! |
2月17日 夕べも相変わらず、翼に何度も起こされました。その度に 予約を頂戴していた料理の事を考えていました。夢に見ていたのかも しれません。器の事がずっと気になっていて、作ろうとしている料理にあ う器がないのです。どのように考えても、今厨房にある器ではどうもしっ くりいきません。かと言って、木島平、飯山で器が揃うはずもなく、ボク はイライラしていたのです。仕込みに間に合うよう、朝から出かける事に しました。中野市、須坂市、長野市とあちこち駆け回って、結局、ボクが 探している器は見あたらず、長野市内の卸屋で注文だけして、戻ってき ました。だから田舎は困る・・とぶつぶつ言っている暇もなく、急いで家 に帰り、仕込みを開始です。急いで仕込みをし、アッと言う間に宿泊の お客さんがチェックインされ、食事のお客さんもお見えになりました。と ころが、翼のうるさいのは一日中続いていて、泣きわめき、厨房内を散 らかし回り、仕事の邪魔をしてくれます。本当に邪魔になります。女房 は、お客さんは満足して帰ってくれたようだと話してくれましたが、どうも ボク自身、器もしっくりいかず、仕事に集中もできず、満足いく仕事がで きたとは到底言えません。技術的なこともありますが、翼よ!もうちょっ と静かにできんか! |
2月16日 翼がいたずらをして、ボクが怖い顔をして見せたり、「バウ ー!」 と低い声で怖がらせると、口を女房の家系独特のハの字に曲 げ、泣き出しそうな表情をします。泣くとうるさいので、すぐになだめます が、ボクが怒っているのは確実に伝わっているようです。翼はボクの息 子ですから、これからますますやんちゃになるでしょう。しかし、それに 応じて、ボクに怒鳴られ、叱られる日々が続くのでしょう。がんばれ翼! 父さんにどつき回されるくらいでないと、一人前にはなれん!! |
2月15日 今日の雪は随分水分を含んだもので、今までのものと明ら かに雪質が違います。機械で除雪をしながら、ニンマリと春の訪れを感 じる雪でした。宿泊のお客さんが全てチェックアウトされると、今夜のお 客さんはなく、温泉に行って、どこかで食事をしようかと考えていました。 しかしながら、降り続く雪を眺めていると、出かけるのが億劫になり、B 級グルメイタリアンを作ろうと、コチャコチャと料理を始めました。ペンネ をカルボナーラソースのようなもので和えたもの。鶏肉とじゃがいもをコ ンソメスープで煮込み、カレーパウダーで和えたもの。牛もも肉を薄く叩 いて焼き、バルサミコとすだちポン酢をドレッシングにして回しかけたも の。涼子も翼もみんなパクパクと食べてくれました。大人は辛口の白ワ インで乾杯です。今夜は早めにボクだけ横にさせて頂きます・・・、と・・。 |
2月14日 家の周りのご近所はウチを含めて四軒。それぞれに女の 子がいて、涼子はいつもみんなと元気に遊んでいます。ところが今日は お昼寝をしているとか、友達の家に遊びに行ったとか、元気よく遊びに 出かけたのに、眉毛をハの字にしてすぐに戻ってきます。それでも友達 がお昼寝を終えるのを待って、遊びに出かけました。翼では相手になら ないようです。 |
2月13日 食事の内容も料金も全ておまかせで・・・と言って頂けるほ ど、信用して下さるお客さんがいらっしゃいます。喜んでばかりもいられ ません。昨日から食材をあちこち必死で探し回り、早朝から仕込みを 始めて、先ほどようやく仕事が終わりました。食事をして下さるお客様 に感謝。そしてボクを支えてくれる家族みんなに感謝であります。 |
2月12日 4月から涼子が通う小学校で、入学に関する説明と、ランド セルや文房具などの販売があり、女房が出かけていきました。涼子と 一緒に入学する児童は、現在の保育園に通うメンバーと全く同じの11 名だそうです。給食に木島平産の米や野菜を使っているという事を、力 強く語っていたおじさんがいたそうで、それ以外はたいして重要な話は なかったそうです。家に持ち帰った赤いランドセルを、涼子が背負って 見せてくれましたが、ランドセルが歩いているような違和感はなく、いつ の間にか、涼子も大きくなっていて、いっぱしの小学生に見えないことも ありませんでした。雪が解ける頃、涼子も一年生になります。あの涼子 がです。ふ〜ん〜・・・。 |
2月11日 近所の友達の家に遊びに行った涼子が、すぐに帰ってきま した。「あれ!もう帰ってきたの?」 「ようかちゃんね、筋肉痛で遊べな いんだって!キンニクツウってなぁに?」 真顔で話していた涼子です が、な〜んにもわかっていないようでした・・。 |
2月10日 我が家の朝食はトーストが多いのですが、今朝は無性にご はんが食べたくなり、お客さんに頂戴していたとっておきのお米を炊き、 大根、ジャガイモ、しめじ、ワカメを入れてみそ汁を作りました。昨年の 春先に仕込んだ現在の味噌は、前年の味噌より美味しく仕上がりまし た。前年のものとの違いは塩なのですが、現在食べているものは、だし の量と味噌の量がピッタリ合うと、甘さすら感じる、豆の風味豊かな味 噌なのです。ごはん茶碗と汁碗を用意しようと、ふと棚を見ると、それぞ れ五つずつ重ねてあり、”ウチは三つずつでええんやがなぁ!” と余分 を片づけようとしましたが、いえいえ、母にも来てもらっているし、何より 翼がバクバク食べるので、器が必要なのを一瞬忘れていたのです。い つの間にか、人並みの家族ができていました。 |
2月9日 先日女房に用意してもらった毛糸の帽子は、色が真っ白で、 帽子を被っていると、頭に包帯を巻いているように見えます。頭が冷え て具合が悪くなったので、しばらく被っていたのですが、見てくれが非常 に悪く、新しい毛糸の帽子を買ってきました。どちらかと言えば、カラフ ルな色のものをと勇んで出かけたのですが、地味な爺さん色の帽子し かなく、まぁいいかと茶色の帽子を買いました。案の定、みんなに不評で 泥棒の親父に見えると、それもせこい泥棒で、下着を盗もうとハンカチを 盗んで、つまずいているような間抜けな泥棒のようです。これは帽子の 責任だと、涼子に被せてみると、とてもかわいらしく、翼にも被せると、こ れまたなんとなく似合っていて、女房にも被せると、別に可笑しくもないの です。どうもボクの人相がよくないようで、いつの間に、こんな親父になっ てしまったのか哀しくなってきました。白い帽子だと病人で、茶色い帽子 だとこそ泥で、今度はピンクの帽子でも買って、チンドンヤにでも変身し ましょう・・・。 |
2月8日 宿泊のお客さんが全てチェックアウトされ、後片づけを一通 り終えたお昼過ぎから、長野市内で食器の展示会があるというので、 出かけてみました。しかしながらあまりにつまらないものばかりで、すぐ に会場を出て、動物園へ行きました。翼は雪のない平らな道を、ペンギ ンのような歩き方で、何度も転びながら、元気よく歩いていました。涼子 は6歳にもなるので、随分興味深く動物を眺めていましたが、翼は全く 興味がないようで、ひたすらウロウロと歩き続け、動かない遊具のハン ドルを回して過ごしていました。今日は、宿泊のお客さんがなく、ボクは ストライキを決行させて頂くべく、長野からの帰り道、スーパーに立ち寄 り、売れ残って半額シールのついた総菜を数品買って、戻ってきました。 ビールを飲んで、総菜を喰って、ギターを弾いて涼子と共演です。実は 年末の忙しい最中、ボクは密かに楽器屋に立ち寄り、新しい楽譜を仕 入れていました。ワクワクしながら楽譜を見てみたのですが、どうも知ら ない歌ばかりでどうしようもありません。ちょっとはギターも弾いて、歌の 練習もやろうかなぁ。もうしばらく、忙しい日が続きます・・・。 |
2月7日 夕べの翼は眠っていないと感じるほど、よく泣いていました。 どうしてあんなに泣いたのか、みんなでいろいろ話をしました。結果は、 夕べはボクがへたり込んでいて、女房が晩ご飯を作ってくれました。お 客さんに頂戴していた味噌煮込みうどんを食べたのですが、書いてある とおりに仕上げればいいものを、ものすごく辛く仕上がり、翼もパクパク 食べていたのです。ボクも喉が渇いて、夜中に起きたほどです。女房特 製、辛味噌煮込み過ぎうどんが原因でした。 |
2月6日 昨日からの積雪のため、今朝チェックアウトのお客さんの車 が、駐車場から出られない程でした。朝7時前から除雪を始め、みっち り2時間もかかってしまいました。言うに及ばず、外はものすごく寒く、頭 の芯に、アイスクリームを急いで食べた後のような痛みが残りました。 この痛みが尾を引き、仕込みがあるというのに、夕方には薬を飲んで、 横にならざるを得なくなりました。一人親方のつらいところは、自分の代 わりがいないということで、横になっているボクの肩を翼に叩いてもらっ て励まされ、なんとか力を振り絞り、仕事を再開しました。女房に毛糸の 帽子を用意してもらい、頭の痛み、肩と背中の寒気と闘いながら、洗面 所でふと鏡に映った自分の顔を覗き込むと、ひねた瞳がやけに目立っ た四十面の男がそこにいて、刃渡りの長い刺身包丁を持っていたら、殺 気だったチンピラと変わりなく、サービス業に携わる人間とはとても思え ず、反省するより仕方ありませんでした。つらいところですが、負けては いられません。もちろん自分自身に対してであります。 |
2月5日 宿泊のお客さんがチェックアウトされると、朝からパソコンに 向かって、コチャコチャとやっていました。ホームページの更新がやっと の作業なのに、どこをどう触ってしまったか、このびっくりりえたんのホー ムページの編集ができなくなり、元通りにするのに丸一日かかってしま いました。雪が降り積もるのに除雪もできず、宿泊のお客さんの食事用 意も適当に、今日はパソコン漬けの一日でした。苦手な分野は疲れま す。 |
2月4日 涼子の保育園の友達に、何をするにも無気力な女の子がい るそうです。体操、ダンス、歌・・・。運動会やなんとか会などは、本当に イヤそうにやっているそうです。ところが昨日の豆まきは、見せたことの ない表情で、真剣に鬼に豆を投げつけていたそうです。幼児にも怖い子 供はいるようです。 |
2月3日 旅番組で奈良がテレビに映っていました。テレビに映るととて もいいところに見えました。仕事をしながらなので、きっちり見たわけで はありませんが、映っていた映像のほとんどに人や車の影すらなく、雑 音及び騒音は、他の音楽にかき消されていました。まるでウソの世界、 テレビ局が造った世界であります。現実の奈良の多くは、人や車が多 く、幹線道路の至る所で交通渋滞していて、静寂などどこにもないと思い ます。とは言え、奈良の魅力は奈良・和歌山・三重の県境辺りの山深い ところにあると思います。翼がもう少し大きくなれば、とっておきの奈良に 涼子も一緒に連れて行きましょう・・・。ええよ〜! |
2月2日 近頃涼子は字に興味があるらしく、絵本を眺める目つきは、 以前より真剣です。しかしながら、ほとんど全く、全然な〜んにも読めま せん。かろうじて、たかみの ”た” と りょうこの ”り” はわかっている ようですが、その他の文字はわかりません。入学通知書なる紙切れが 村の教育委員会から届きました。”あ” から ”ん” までをマスターする のはいつの日なのでしょうか・・・。 |
2月1日 マンガで顔の目の部分が、×のマークに書かれていることが ありますが、翼はそんな顔をして大泣きしています、 |
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