親バカ父ちゃん子育て日記
4月30日 先日、自分の事は ”わたし” と呼ぶように、先生に指導さ
れたようです。家の中でも涼子は、わたし、わたしを繰り返しますが、ふ
と、「りょこたんねぇ・・・、」 と言ってしまいます。文字は一日、一字ずつ
教わっているようで、ほんの少し読めるようになってきました。翼も発す
る音の種類が増え、ダダダダ、テテテテと涼子に負けじと呪文を唱えて
います。ボクはそんなヤツらを横目で見ながら、倒れてしまいそうな忙し
さで、くたびれてしまいました。みんな成長しますが、衰えているのはボク
だけのようです。
4月29日 昨年5月半ばに、フランスのブルゴーニュ地方を訪れまし
た。どこまでも黄色い菜の花に埋め尽くされている畑に出会ったときは、
「なんだこりゃ!」 と息を呑むほどの風景に言葉が出ませんでした。こ
れだけ咲かせてどうするのか気になりましたが、車を停めて菜の花を見
物しているのは我々だけで、誰かに尋ねようとしても、歩いている人はひ
とりも見かけず、車通りもありませんでした。北信濃周辺は菜の花が満
開で、空の青と残雪の白に、黄色い菜の花がとてもきれいです。ブルゴ
ーニュとは違い、たくさんの人ですが、日本の原風景そのもので、こちら
も負けてはおりません・・。
4月28日 涼子の髪の毛を洗ってやると、保育園に通っていた頃には
感じなかったパチパチ感があります。それまではシャンプーをつけると、
スッと指が通ったのに、指が通らないばかりか、髪がパチパチしている
のです。相当の汗をかいているのでしょう。今日は初めての参観日で、
女房が出かけてくれました。11人の子供達は、それぞれ元気よく手を
上げていたそうです。声が大きかったり、小さかったり、立ち歩いたり、
もじもじしたり・・。まだまだ幼児が抜け切れていない子供達の教室だっ
たようです。
4月27日 今朝から強い風と雨で、涼子の登校は大変だったと思いま
す。「学校着いたらボトボトやぞぉ」 「替えのズボン入れとくね!」 外に
出るのがイヤになるくらいの天気で、女房は涼子のランドセルに替えの
ズボンを入れ、「学校に着いたら、履き替えなさい」 と言って、涼子は
外の天気とは裏腹に、元気よく出かけて行きました。午後3時を過ぎて、
まだ雨が降り続く中、涼子は戻ってきました。「もう、こんなズボンやだぁ」
涼子を見てみると、ズボンが大きすぎて、お尻が半分見えかけです。今
日は一日、ずれ落ちるズボンと闘った涼子だったのです。かわいそうに
ぃ・・・。
4月26日 涼子の登下校の道は、そのほとんどが畑に囲まれていま
す。24日の朝は雪も降りましたが、最近はとても良い天気が続き、周辺
の畑もにわかに賑やかになってきました。下校途中、畑仕事をしている
おばあさんを見かけた涼子は 「こんにちは!」 と声をかけます。「何歳
だい?」 「6歳です!」 「何年生?」 「1年生です」 「名前は?」 「涼
子です!」 そんなにハキハキ言えたかどうか。長い道中、いろいろおし
ゃべりしながら、ボチボチ帰って来るようです。
4月25日 宿泊のお客さんは女房に任せ、朝食を出し終えると、涼子を
連れて、スキー場周辺の掃除に出かけました。昨年までとは違い、涼子
は随分戦力になり、タバコの吸い殻や空き缶を拾ってくれました。来年は
翼も連れていけるかもしれません。清掃作業の後は消火訓練で、今日は
自治会の仕事で半日がつぶれてしまいました。午後は、ちょっと旨い物を
食べたいなと思い、鯛やアサリ、甘エビ、タコを使って魚貝のスープを作
りました。昨年フランスのフェカンという、英仏海峡沿いの港町で食事をし
た時、50代と思しき男女が、魚介類を食べながらロゼワインを飲んでい
ました。その男性は翼が男か女かと聞きました。男だと答えると、ギャル
ソン、ギャルソンと男性は繰り返し、翼を抱っこしてくれました。そのロゼ
ワインを思いだし、ロゼを飲みながら、スープ・ド・ポワソンを食べました。
涼子も翼もパクパク食べてくれました。さぁ、明日からまた、がんばるんだ
ぞ!涼子!
4月24日 いつの間にか、翼の歯は上が6本、下が4本生えています。
上の歯の2本は奥歯で、生え始めたばかりです。ボクと涼子が歯を磨い
ていると、翼は必ずやって来て、歯ブラシを貸して! と言わんばかりの
顔を続けています。数ヶ月前まで、翼に歯ブラシを持たせていたのです
が、歯ブラシをくわえて歩き回り、転びそうになるので、持たせないように
しました。翼の歯を磨こうと 「あ〜ん!」 と言うと、口を大きく開けるの
でなく、いつも舌が出てきます。磨きづらいですが、なんだか喜んでいる
ので、とりあえず磨いてやると、一応、得心した様子で、涼子の後をつい
て部屋に戻ります。さてさて自分で一人前に磨けるようになるのは、いつ
になるのやら・・・。
4月23日 翼に昼寝をさせようと試みますが、なかなか眠りません。女
房は空いている客室へ行って、横になっています。ボクは翼を布団の中
に寝かせ、ボクもその横に寝るのですが、2,3分寝転んだかと思うと、
布団から抜け出し、障子を開けて、「アー!」 と叫びます。女房を呼んで
いるのです。「母さんは2階でねんねしてるよ」 と言うと、わかったのか
どうか、また、障子を閉めて、枕元までやって来ます。そんなことを4,5
回繰り返し、ようやく翼は眠りました。ボクの横で昼寝をさせられる翼は、
どんな気持ちなのでしょうか・・・。今日で3週間。涼子はよくがんばりまし
た。真っ黒に日焼けして、午後8時を過ぎると眠たくなります。今日も8時
半には眠ってしまいました。明日、明後日はお休み。ごくろうさま・・。
4月22日 家庭訪問の日でした。どんな話が出るのか、緊張気味に涼
子の先生を待ちました。宿を始めて8年目だとか、いたずらをした幼稚
園児を怒ってやったとか、ボクの演説から始まり、さぁ、先生!話はなん
ですか? と構えたところで、「それじゃぁ!」 と先生はおっしゃって帰っ
て行きました。家族4人で先生をお迎えしましたが、なんだか拍子抜けし
た感じです。家庭訪問ってなんでしょう。ボクのバカさが露呈しただけで
した。ちゃんちゃん!
4月21日 今年も味噌の仕込みを終えました。毎年、一番時間のかか
る、豆を潰す作業ですが、今年は村のおばちゃんに専用の機械が借りら
れ、ウンと楽に仕事ができました。レトロな感じの機械で、昭和初期を思
わせます。村の人達の家は、自宅も大きいのですが、それよりさらに大
きな納屋があって、最新の農業機械から、今日借りられた年代物の機械
まで様々な機械があり、博物館のようです。「もっと早く言えばよかったの
にぃ!」 とおばちゃんに言われましたが、ホントにこんな便利な機械が
一般のお宅にあるとは、考えもしませんでした。昨年までは涼子がいた
づらをしながら、手伝ってくれていましたが、今年からは翼に交代です。
翼を制止しながらの味噌仕込みでしたが、どんな味に仕上がるでしょう
か。秋が楽しみです。
4月20日 涼子の同級生が遊びに来てくれました。もっとも、家が離れ
ているので、お母さんの車での送迎付きです。翼はお姉ちゃんが、ふた
りもいるので、嬉しくて仕方ありません。翼は彼女たちの周りをウロウロ
しますが、相手にされたのは最初の3分くらいで、後はドアを閉められた
り、お菓子ももらえなかったりと、女房にすがって泣くだけでした。哀しき
弟の人生であります。
4月19日 作戦を変更し、今日は夕方4時過ぎに、女房が涼子と翼を
風呂に入れました。早い時間に風呂に入っていると、涼子は多少晩ご飯
が遅くなったとしても、風呂に入らず寝るようなことはなく、我々親も気が
楽です。まだひとりでは入れないそうです。あれだけしゃべるんですがね
ぇ〜・・。
4月18日 久しぶりにギターを弾きました。場所は食堂です。涼子は床
の上で上手に踊ります。翼は椅子の上で、これまた上手に踊ります。ダメ
なのはボクのギターと歌で、やはり稽古をしないと上手くはやれません。
しかしヤツらはいつ稽古しているのでしょう。そこそこ上手いのです。本当
に・・・。
4月17日 宿泊のお客さんがチェックアウトされると、何をする気も起こ
らず、ボーっとしていました。恥ずかしい話ですが、先日来、請求書と売り
上げの額を比べてみて、愕然としています。また、それ故、やろうとしてい
る仕事にも気合いが入らず、たるんでいます。冬からの疲れや、育児の
疲れも原因かもしれません。酒を飲む気にもならず、何かに追われてい
るような焦りが、身体の中に絶えずあり、さながら10代後半から20代半
ば頃まで離れなかった、得体の知れぬ不安に似たものに、ずっと背中を
つつかれているようです。どうも空回りが続きます。涼子にせがまれて、
昼ご飯の後、花見に出かけました。千曲川の両サイドに道路があります
が、下流方向に対し、左側の道路は千曲川の川面と同じくらいの高さに
なっているので、ドライブには好都合です。栄村の手前に西大滝ダムとい
う大きなダムがあり、その周辺には桜の木がたくさんあります。今日は土
曜日で、たくさんの花見客で賑わっていました。と言っても、都会の比では
ありません。それでもボクにすれば、すごい人だとびっくりしました。翼は
咲き乱れる桜に興味があるはずもなく、鉄の柵に掴まったり、溝にはまり
込んでみたりと、ひたすらマイペースで遊び続けていました。涼子も相変
わらず、ベラベラとよくしゃべり、終始ご機嫌でありました。まさに日本の
春を感じる、よい季節です。
4月16日 夜8時半にもなると、涼子は眠たくなります。本当に毎日クタ
クタです。今夜9時前まで起きていた涼子が、夕食を食べているボクに、
「背中掻いて!」 と言って、椅子の上に正座をし、背中を出しました。ボ
クは箸を置き、涼子の背中を掻き始めました。1分と経たないうちに、涼
子は眠ってしまいました。風呂に入っていなかったので、ボクは急いで食
事を終え、涼子を起こして、風呂に入れました。ちょっと前までなら、眠っ
ている涼子を風呂に入れると、よく泣いていたのに、泣かないどころか、
翼の面倒も見てくれていたのですから、さすが小学生であります。
4月15日 翼の咳がひどいので、村の診療所に連れて行きましたが、
先生に聴診器をあててもらう前から、泣いているようです。予防接種の時
なども、先生の前に座ってすぐに泣くそうです。以前はそんなことなかった
のですが、最近はよく泣いているようです。涼子は先生に聴診器をあてて
もらって、ゲラゲラ笑っていたのに、翼はどうもダメです。ちん〇まをぶら
下げている値打ちがありません。
4月14日 いつの間にか、駐車場のこぶしの白い花が咲き、そのいく
つかは散ってしまっています。木島平周辺は桜の花がきれいになってき
ました。おにぎりとビールを持って、花見に出かけたい陽気ですが、涼子
もいないし、請求書は次から次へとやって来るし、何より母のことが気が
かりなのです・・・。
4月13日 涼子と翼を連れて、郵便局へ行きました。窓口の女性は、
涼子のことを赤ん坊の頃から知る人で、食事にも何度かお見えになって
います。女性は涼子を見ると笑顔で、「もう小学校行ってるの?」 と声を
かけてくれましたが、涼子は無言で首を振るだけ。「学校、楽しい?」 と
の質問に、「楽しい」 と素っ気ない返事。涼子のこの愛想のなさに、ボク
の怒りが爆発しないはずもなく、「お前、なんできちんと返事でけへんね
ん!小学校行ってるのって聞かれて、なんで ”はい” ってきちんと言わ
れへんねん!”楽しい?” って聞かれて、”楽しいです” ってなんで言わ
れへんねん!ちゃんと言わな、あかんやないかっ!」 涼子はボクの説
教に、また始まったと思ったのかどうか、小さくハイと返事をして、前を見
ていました。先日、母が交通事故に遭いました。現在、身体の左半身が
まともに動かず、リハビリ中です。加害者は21の女で、母を怪我させた
にも関わらず、”ごめんなさい” の一言も言わず、親に連れられて、家
に来た時も、表情を全く変えないばかりか、その親もただ娘をかばうだ
けだそうです。過失割合は95対5で明らかに女が起こした事故。他人に
迷惑をかけておいて、謝ることもできない女。そしてそれを必要以上にか
ばう躾のできない親。人の形をした、機械のような、爬虫類のような生物
に、涼子を育てるわけにはいきません。人間に育てるつもりであります。
4月12日 一年生を迎える会というのがあるそうで、涼子達一年生は
好きな食べ物を、みんなの前で発表するため、その練習をしています。
イチゴやバナナ、さくらんぼ、レモン等といった発言が多い中、「涼子は
なんて言うの?」 と聞くと、「わぁたぁしわぁ、ふぅらんすぅ料理が好きで
す、って言うの!」 と答えました。「アホか、お前は!そんな優等生みた
いな事ゆうて、どうすんねん!私は豚キムチが好きです!って言えんか
ぁ!」 とも言えず、喜んで練習している涼子を見つめるより方がありま
せんでした。
4月11日 涼子の体操服にも名前を書きました。あれにもこれにもと
名前を書かなくてはなりません。全てひらがなで書きます。みんなとコチ
ャコチャ話しながら名前を書いていると、”たかみよ” と書いてしまいま
した。しっかり意識して書かないと、こんな目にあいます。マジックで書い
たので、消えません。新品の涼子の体操服が汚らしくなってしまいまし
た。こんな話を、女房がご近所にすると、「ウチは出生届に、自分の名前
を書いちゃった!」 という強者もいたそうです。みなさん、同じようなへま
をやっているようです・・。
4月10日 例年行われていた自転車レースが、昨年に引き続き中止に
なり、今日のお客さんはありません。中止になった理由はここでは記せな
いのですが、ものすごく憤りを感じています。大日本帝国小役人根性丸出
しの仕事のやり方に、どこかで噛んでやるつもりです。くそぉっ!
4月9日 今日は給食があると、張り切って涼子は出かけて行きました。
本当に真っ黒に日焼けして、涼子は戻ってきました。毎日クタクタです。
風呂にはいる前、涼子も翼もすぐにでも眠ってしまいそうだったので、急
いでヤツらふたりを風呂に入れました。ところが風呂に入ると、ヤツらは
突然元気を取り戻し、オモチャで遊び始めました。洗うのは時間がかか
るし、なかなか風呂から出ないし、ボクひとりが、「早くしろ!早くしろ!」
とただ叫んでいるだけです。そして風呂から上がると、やはり涼子はフラ
フラで、今、ボクの横で眠ってしまいました。明日、明後日はお休みです。
この五日間、涼子はよくがんばりました。これだけの運動量は、涼子が
生まれてから初めてのことです。ちゃんと歩き続けられるでしょうか。少し
心配ですが、励まし、応援してやるしか、ボクにできることはありません。
4月8日 今日も涼子はランドセルを置くなり、大の字に寝転びました。
「なんか冷たいもの、食べたい!」 という事で、冷凍庫の隅に残ってい
た、食べかけのアイスクリームをあげました。雪焼けの顔がより黒くなっ
ています。翼は涼子が帰ってくると、とても嬉しそうで、涼子の後をついて
回っています。涼子が外に出て、自分が出られないと、これ以上の哀しみ
はないというくらいの、絶望の表情をして大声で泣き叫びます。我々親は
なかなか仕事に集中できません。
4月7日 小学校への登校は、ほとんどが下り坂なので、それほど苦に
はなりません。逆に下校は、ほとんどが登り坂なので、かなりつらいと思
います。今週は先生方が代わる代わる家の近くまで、涼子に付き添って
くださいます。涼子は、マラソンを終えた人がゴールで倒れ込むように、
玄関でバタンと横になります。「がんばれ!」 とみんなに励まされ、涼子
は再び立ち上がり、ランドセルを置くと、「おなか空いた!」 とポツリと口
にします。ボクは急いで昼ご飯の用意をし、みんなで食べます。ごはんを
食べ、幾分落ち着くと、元気は徐々に回復し、涼子節がさく裂します。そ
の後、近所の友達が学校から帰るのを待って、遊びに出かけました。え
らいパワーだと思います。
4月6日 長期宿泊のお客さんがいらっしゃるので、毎朝ボクは6時半
頃に起床します。観光のお客さんがいらっしゃる時は別ですが、ほとんど
ひとりで仕事をしています。今日から涼子は、定時に小学校へ通います
が、家を出るのは朝7時20分。起きるのはボクと同じ、6時半になりま
す。涼子なりにしっかり緊張しているようで、今朝は時間通りにきちんと
起きることができました。これまで静かに朝食の準備をしていたのが、今
朝は涼子も女房もいて、とても賑やかです。ひとり涼子がしゃべっていま
す。張り切っています。まさにピカピカの一年生です。しばらく賑やかな朝
が続きそうです・・。
4月5日 ボクにはいとこが十人います。そのうち八人はボクよりも年下
で、一番下とは十五くらい離れています。彼らが小学生の間、ボクはその
チビ達全てと、よく遊んでやりました。柿の木に登ったり、ブランコをした
り、プロレスをしたり、走り回ったり・・。しかし彼らが中学生になると同時
に、彼らからはボクがよく知る少年少女は消えてなくなりました。赤いラン
ドセルを背負って、涼子は女房と共に小学校の入学式に向かいました。
ボクと翼は車でふたりを校門まで見送りました。帰りは約2キロの坂道を
彼らは登って帰ってきました。涼子はかなりお疲れのようでした。これか
ら毎日歩いて通学です。涼子が涼子でいてくれるのは、残り六年でしょう
か。たくさんの事を経験して、日本だけでしか通用しない人間でなく、この
地球上で通用する情のある、血の通った人間になる基礎を築いてほしい
と思います。「”しんいちねんせい” ってりょこたん達の事を言ってるんだ
けど、どうして ”しんいち・ねんせい” なのか、意味がわかんないんだよ
なぁ!」 と真顔で話していた涼子ですが、新しい生活がどんなものにな
るのやら・・・。しっかりがんばりなさい。
4月4日 宿泊のお客さんがチェックアウトされると、今夜のお客さんは
ありません。外は小雨の降るうっとうしい天気で、何もしたくない気分でし
た。翼は、我々が朝食の準備をしている朝6時から泣きわめき、しばらく
女房と代わる代わるおんぶをしているうちに眠ってしまい、そのままお昼
前まで眠り続け、親不孝なヤツだと改めて思いました。涼子は近所の友
達とも遊べず、家の中で翼と共にひたすら遊び続けていました。時に大
笑いをし、ケンカをし、部屋中ぐちゃぐちゃです。親ふたりはボーっとして
いるのに、ヤツらはあまりにも元気であります・・・。
4月3日 涼子が小学校で使う、小道具に名前を書きました。色鉛筆や
帽子、おはじきのような細かいモノには、名前を記したシールを貼ります。
小学校から家までの略図を書いたり、予防接種を受けた日付、大きな病
気をしていないかとか、持病があるかとか、健康保険はなんだとか、いろ
いろ書かされました。こんな事をやりながら、ふと、母も同じ事をやってく
れていたなぁ、とおぼろげながら思い出しました。涼子の小学校入学と共
に、ふざけた人生を送ってきたボクも、しばらく堅気の暮らしに本格的に
戻されそうです。
4月2日 忙しい日が続いているので、シーズン中なのか、オフなのか、
区別がつきません。ただ、朝起きた時の暖かさや、外の空気の感じは、
真冬とは違って、春を感じます。そうは言っても、涼子も翼も、寒かろうが
暑かろうが、賑やかさは全く変わりません。ちょっと静かにしてくれたらと
思いますが、叶わぬ夢であります。
4月1日 予定外の忙しさで、参りました。翼もよく泣いてくれました。外
は良いお天気でしたが、風が冷たい日でした。泣きわめく翼を外に連れ
出すと、風の冷たさなどモノともせずに、涼子や近所のお姉ちゃん達に
混じって遊び続けていました。翼は外での遊びが足りなくて、泣いている
ようにも思えます・・・。

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