親バカ父ちゃん子育て日記
11月30日 涼子が学校から帰り、宿題を終えた頃にインターホンが鳴
りました。「ちょっと出てきて!」 と涼子に伝え、涼子は玄関へ行きました。
女の子数人の声が聞こえました。その声がだんだん大きくなります。「遊べ
る?遊べる?遊べる?遊べる?・・・」 「わかったぁ、だから、あまり大きな
声を出さないで!」 寝ている翼を気遣い、涼子が言いました。みんなに遊
びに来てもらって、嬉しいはずの涼子が、自分を抑え、翼を気遣っているの
で、なかなか偉いなぁと思っていました。ところが、遊びから帰ってきた涼子
に聞いてみると、どうも遊びに来た連中は、遊びの中でいつも涼子に変な
役をやらせるようです。ひとつ上の子達で、鬼ごっこなら、鬼ばかりを涼子
にやらせるという類のものです。涼子には遊びたい気持ちと、どちらでもい
いという気持ちが瞬時に巡ったのかもしれません。それでも、翼をかばった
後、元気に遊びに出かけました。「でも今日は、ちゃんと遊んでもらったよ」
と明るく話す涼子は一生懸命、社会勉強、団体生活の訓練をしているよう
です。
11月29日 先日、翼がボクの眼鏡のフレームを折ってしまったので、新
しい眼鏡を買いました。それをつけて鏡の前に立つと、自分の顔にできた
しわと白髪の多さに驚いて、正視していられませんでした。その他三名は、
こんな顔つきの男と、よくも一緒に暮らしているなぁと、忍耐強さに敬服致
しました。できることなら離れて暮らしたいが、やむを得ず、一緒に暮らし
てやってる、と言うのが本音でしょう。ボクならこんな顔をした男と暮らすの
は絶対イヤです。すみませんが、いましばらくそばにいて下さい。父ちゃん、
四十一歳の日のお願いです。
11月28日 最近翼はご近所のあんちゃんを見ると、「こわぃ〜」 を繰り
返し、目を閉じたり、女房や涼子にしがみつきます。ボクは本場の人です
ので、やくざ言葉はおならより簡単に出てきます。涼子が翼くらいに小さい
頃、ボクは涼子のいたずらにたまりかねて、ほとんど毎日やくざ言葉を連
発していました。大声で怒鳴り散らしながら、女房はどうして腹が立たない
のか、不思議でなりませんでした。それがいつの頃からか、女房にもやく
ざ言葉が頻繁に出てくるようになりました。もちろん女房も本場の人なの
で、それなりの迫力があります。最近では翼のいたずらに、女房のやくざ
言葉が普段の生活から、聞かない日はありません。岩下志麻のやくざ言
葉は、”あんた、いったいどこの人?” というくらいに我々のような本場の
人には聞こえますが、最近の女房のやくざ言葉は完璧です。今日もいた
ずらを続ける翼に、女房の声が響きます。「翼ぁ!あんた、いつまでこちゃ
こちゃゆうとんねやぁ!ええ加減にせな、あかんでぇ!」 翼も最近マスタ
ーした言葉で応戦します。「こわぃ〜〜」
11月27日 7月からいらっしゃったお客さんも、ようやくカッコがついたら
しく、今日のチェックアウトとなりました。涼子も翼もみなさんに遊んでもらっ
て、嬉しかったと思います。ボクはなんだか、彼女に逃げられた間抜けで
哀れな独身野郎のような気持ちです。明日の食事予約を終えると、雪が降
るまで、少しゆっくりできそうです・・。ヨーロッパでも行くかぁ!ウソウソ・・。
11月26日 涼子の参観日です。今回も出かけてみました。ほんとにまだ
まだ、保育園児が鉛筆を握っている感じで、次回は欠席したいと思う位で
す。大変なのは担任の先生で、あんなチビ達とよくも一日中つきあってるな
ぁと感心してしまいます。ほんとにご苦労様です。よろしく頼みます。
11月25日 地震があって一週間位経った後、ボランティアセンターの掲
示板に、お金はいらないので宿泊して下さいと書き込みをしました。しかし
どなたからも問い合わせはありませんでした。それからさらに、一週間ほ
ど過ぎた後、長野県から部屋を出してあげて下さいとの連絡があり、すぐ
さま登録をしました。予定ではこの24日から30日までの間、被災者の方
の送迎は県が行って、宿泊いただけると、やっと人助けができるとホッとし
ていたのですが、今日になってもどこからも、何の連絡もありません。我々
は何もできませんが、宿ですので、暖かい部屋と食事くらいはご用意致し
ます。どうぞ遠慮なさらず、お越し頂ければと思います・・。
11月24日 私どもに対する不満は押し殺し、よくも丸二年もの間、宿泊
いただきました。仕事はまだ続くようですが、チェックアウトと相成りました。
明日もまたお戻りなるような気がしますが、終わりました。翼が生まれる前
からいらっしゃったので、長かったと思います。お疲れさまでした。
11月23日 その他三名は8時前に起き出しましたが、ボクだけ9時半頃
まで布団の中にいました。良いお天気で、みんなで冬支度の続きをお昼前
から始めました。庭の樹木が雪で倒れたり、折れたりしないように、支柱や
縄を使って縛りました。縄が足りなくなり、モミジ、シャラ、白樺、サツキが
囲えずに残ってしまいました。玄関横の収納スペースにあったスコップや
鍬、パラソルや釣り竿、網などを床下収納へ、そしてそこにあった雪かき
用のスコップや、長靴、玄関に置くスノーマンやそりを外へ出しました。涼
子や翼は近所の友達とウロウロしながら、たまに手伝ったり、邪魔をしたり
で走り回っていました。夜には細かく刻んだ廃材を薪ストーブに入れ、鶏と
野菜の煮物も鍋ごと廃材の横へ放り込みました。今シーズン初めての薪ス
トーブは、やはりしっとりと暖かく、その前にいると、何をするのも億劫にな
ります。食事中も翼ひとりがいたずらをして、みんなに叱られています。ゆ
っくり、静かに食事なんて、まだまだしばらくできそうにありません・・。
11月22日 今日は宿泊のお客さんが夜遅くにお戻りになるだけなので、
昼間に温泉にでも行って、ゆっくり過ごそうと考えていました。ところが、村
のおじさんが、薪ストーブに使ってと、どこかの廃材をトラックいっぱいにし
て持ってきてくれたので、その処理に一日、かかってしまいました。長いの
やら短いのやら、太いのやら細いのやらがたくさん混じっていて、整理する
のに大変です。チェーンソーで細かく全てを刻んで、今日の仕事を終えまし
た。さぁ、夕食の段取り・・と思ったところへ電話が鳴り、今日の宿泊はキャ
ンセルとの事・・。身体の力がどどどーっと抜けていくように感じました。み
んなで野沢へ行って、ゆっくり温泉に浸かれました。明日も予約がないの
で、休めるかもしれません。涼子と翼が静かにしてくれることを望みます。
11月21日 ようやく終わりました。昼も夜もパーティーがあって、昨日か
らずっと料理を続けていましたが、やっと厨房から逃れられました。翼はぐ
ずるし、皿拭きを手伝ってもらっていた涼子は、大きなディナー皿をいくつ
も拭いている途中に、あまりの重さに涼子の手が耐え切れず、皿が涼子
の鼻を襲い、涙をポロポロ流して泣いてみたり・・・。今日はほんとに長か
った。みんなお疲れさま。何よりたくさんのお客様、ありがとうございまし
た。まいった・・・。
11月20日 屋台で天ぷら屋をやっていた頃、営業時間は午後5時から
午前3時まででした。午前0時を回ると、変なお客さんが増えましたが、味
のあるお客さんも多く、それはそれで楽しいものでした。バリバリのジャニ
ーズでしたので、スナック勤めを終えたお姉さんからは、たまに口説かれ
てもいました。遅くまで仕事をしていても誰かが顔を見せてくれるので、仕
事に張りがありましたが、明日の食事予約の仕込みを、遅くまでやってい
ても、誰が訪ねて来てくれるわけでなく、電話すらありません。当たり前と
言えばそうですが、午前0時を回って、ひとりポツンと厨房で魚をさばいて
いても、おもしろくもなんともありません。豚肉とセロリ、にんじん、タマネギ
でコトコトとだしをとっていても、誰が味見をしてくれるわけでなく、よし!O
K!と言ったって、誰が頷いてくれるわけでなく、宿業の深夜の仕込みは味
気ないものです。明日は大変です。ぼやいてんねんやったら、はよ寝よ!
11月19日 涼子が手にするもの全てを、翼はほしくなります。鉛筆、ノ
ート、お箸等々、すぐに飽きるくせに、何でもほしがり、そして喧嘩になりま
す。あまりにうるさくなるので、ボクが翼に対し、大きな声を出すと、翼は涼
子に抱きついていったり、涼子の腕に顔を押し当てて、泣きそうな顔をしま
す。なんとも、オカマのような野郎です・・。
11月18日 今では面影もありませんが、ボクにも美しい頃があったので
す。そしてその美しいボクにふさわしく、美しい彼女がいました。数ヶ月前、
何かのお店の店頭に、女性のポスターが貼られていたのを見て、ハッとし
ました。あまりにもその彼女に似ていたのです。顔がとても、とても似てい
たので、名前を覚えました。そして先日その彼女をテレビで見つけました。
彼女は歌い手でした。歌唱力はそれほどでもないなぁと思いましたが、声
を乗せるところと、抜くところを上手に使い分けていました。ボクの以前の
彼女は長身で、ハイヒールがとても似合っていましたが、テレビの彼女は
小柄で、裸足で歌っているのを見て、やはり別人だと、再確認しました。テ
レビの彼女のCDを今日、買いました。CDの写真を女房のいない車の中
で、じーっと穴があくほど見つめましたが、本当によく似ていました・・・。あ
れから十年以上も経ったのかと思うと、涙が出てきそうでした。あの人も
今年は四十五歳。幸せに暮らしてるといいんだけど・・・と、少し感傷的な
気分で家に戻ってくると、翼がギャーギャー泣き喚いているのが聞こえ、現
実に無理矢理引き戻されたのでありました。暮らしに追われ続ける、醜く
肥ったボクが、ほんの一瞬、恋を思い出した瞬間でありました。ちゃんちゃ
んっ!
11月17日 学校から戻り、ササッと適当に宿題を済ませる涼子は、ほ
とんど毎日、遊びに出かけます。ご近所へ行くのがいつもの日課だったの
ですが、今日は同級生の友達から電話がありました。同級生の女の子は
涼子を除くすべてがスキー場エリアではない、村の中心に住んでいるの
で、自転車に乗れない涼子は自力で遊びに行くことはできません。ボクが
車で送り届ける役目を仰せつかりました。子供が遊びに出かけるのに、親
が子供を車に乗せて行くなどと、バカみたいで、腹の立つことですが、どう
しようもありません。いつもの日課には翼も連れていくので、今日も翼と共
に二人は友達の家にお邪魔しました。女房が夕方6時に迎えに行きまし
た。戻ってきた二人は、何とも充実した笑顔を見せました。子供同士の遊
びは、ものすごく楽しいに違いありません。
11月16日 昨日の午後3時頃から仕込みを始め、今朝は宿泊のお客
さんがお出かけになると、すぐに買い物に。戻ってすぐに仕込みを続け、
あっという間にお昼になって、食事のお客さんがお見えになりました。ホッ
と一息ついたと思ったら、除雪機の点検を頼んでいたので、機械屋さんが
やって来て、除雪機を見送った後、そのまま庭の冬支度を。涼子が学校か
ら戻り、ボクも家に入ったところへ、雑誌の広告屋さんがやって来て、打ち
合わせを。そのまま夕食の仕込みを開始し、格好がついたところで、チビ
達を風呂へ。風呂から上がると、お客さんがお戻りになり、先ほど料理を
出し終え、今パソコンの前に。涼子は眠りましたが、翼はなにやらクチャ
クチャ音声を発しながら、ウロウロし続けています。貧乏暇なしとは、まさ
にボクのことであります。・・・と、記したところで、お客さんからお呼びがか
かりました。さぁ、今夜は何時まで・・・。すぐ、行きま〜す!
11月15日 女房が小学生の時に使っていた鉛筆削りがあります。これ
が今、翼がとってもお気に入りのおもちゃのひとつで、ハンドルをクルクル
回して遊んでいます。ハンドルだけを回して遊んでいるには問題ないので
すが、鉛筆やボールペン、耳かきなどを入れてクルクル回します。次々と
新しい鉛筆を削っていくので、在庫がなくなります。今朝も早朝から鉛筆削
りで遊びだし、女房に取り上げられました。翼はドンドン、ドンドン床を足で
踏みならして、大泣きを始めます。翼のおもちゃはいっぱいあるのに、どう
してこんなものがいいのでしょうか。三十分ほど泣き続け、女房に抱っこさ
れて、泣きは収まるのです・・・。
11月14日 昨晩の宿泊のお客さんはなく、久しぶりにゆっくり眠れまし
た。とは言っても、翼の大泣きはあるし、涼子も定時に目覚めます。ボクは
9時過ぎまで布団の中に潜っていましたが、仕方なく起きることにしました。
今夜の宿泊のお客さんはチェックインが遅いのがわかっていたので、どこ
かに出かけようと話していましたが、身体の芯がいつまでたっても目覚め
ず、ボクはビールでも飲みながら、テレビでも見ていたかったのです。もち
ろんそんな望みが叶うはずもなく、高社山の方へバトミントンと自転車を積
んで出かけました。先日来、バトミントンやマジックテープのキャッチボール
をしていますが、軽スポーツは鈍った身体にはとても心地よく、嫌々ながら
も、ボクが一番ハッスルしていたのかもしれません。その後温泉に行こう
と、涼子の同級生の女の子も誘って、上越まで出かけました。翼はお姉ち
ゃんが二人もいるので、ずっとご機嫌にしていました。風呂も翼は女風呂
へ行ってくれたので、ボクはひとりでゆっくり入れました。急いで家に戻って
晩ご飯の準備です。涼子の友達も含め、チビ達と女房のメシを作り、先に
食べさせ、ボクはそのままお客さんの夕食も作り、なんと哀れなオヤジか
と、みんなが去ったテーブルで、昨晩食事のお客さんに頂いた気の抜けて
しまった生ビールを飲みながら、ブヨブヨのパスタをつついていたのであり
ました・・・。あ〜、しんど・・。
11月13日 買い物に行く途中、ふと山並みの頂上付近に目をやると、
部分的に雪が積もっていました。スキー場のある高社山も頂上付近は白く
なっていました。ヒト月ほど前に高社山を登った時は、紅葉がとてもきれい
でしたが、今では真っ白になっているのでしょう。今日は涼子が休みで、日
中はずっと翼と一緒に近所で走り回ってくれていたので、仕事が段取りよく
進みました。お客さんがお越しになり、戦闘開始となっても、翼は疲れて眠
っていたので、ものすごく助かりました。涼子のおかげであります・・。
11月12日 「five, four, three, two, one, zero ! あれっ?」 と、ボクがさ
さやかないちもつを取り出し、小便が出てくるのを待ちましたが、出てきま
せん。翼は 「ふふふぅ」 と笑いながら、ボクの顔とせがれの顔を交互に
見つめています。もう一度、サンダーバードが飛び立つ時に似た声で、
「five, four, three, two, one, zero ! あれっ?」 やっぱり出てきません。翼
はまたまた、「ふふふぅ」 と笑っています。そしてもう一度、「five, four, thr
-ee, two, one, zero ! 」 とやると、見事に発射です。翼は 「うおぉぉぉ〜」
と元気に声を上げ、パチパチパチと手を叩いてくれました。やっぱり、父さ
んはすごいなぁ、と思っていることでしょう・・・。
11月11日 おもちゃの電話を、翼が涼子に投げつけました。「お姉ちゃ
んにごめんなさいは!」 ときつく言うと、翼の顔が一変し、泣き顔に変わ
ります。ごめんなさいのできない翼に 「お姉ちゃんにごめんなさいはっ!」
とさらにきつく言うと、唇はますますへの字に曲がります。そのうち翼はう
なだれ、涼子に近づいていきます。どんどん、どんどん涼子に近づいてい
き、涼子は翼の今にも泣き出しそうな顔を見ながら笑っています。翼は涼
子の胸に顔をうずめ、抱きつき、涼子に謝ると言うよりも、「お姉ちゃん!
ボクを父さんから守って!」 と言わんばかりです。結局、翼はごめんなさ
いが言えず、無罪放免となりました。いろんな意味で、翼は恵まれていま
す・・。
11月10日 木島平周辺は一時のきれいな秋色は褪せ始め、冬枯れの
様相が濃くなってきました。落ち葉が至る所で敷き詰められ、大人の雰囲
気が漂います。今年はたくさんの台風の影響で、庭のコスモスやマリーゴ
ールドのいくつかは、途中から勢いがなくなりました。来年の雪解け頃に
は、可愛らしくパンジーを咲かせてやろうと、先日来、花農家に大きな花び
らのパンジーを頼んでいました。120ポット位頼んでいたのが、ようやく咲
き始めたと連絡を頂戴し、取りに出かけました。紫の大きな花びらのパン
ジーです。まだいくつか咲いているマリーゴールドを抜き取り、パンジーを
いくつか植えました。花は一気に秋から春への準備です。玄関のイロハモ
ミジはほとんどが真っ赤、深紅になり、とてもきれいです。そのうちこの賑
やかな木の葉も地面に落ち、木は丸裸になり、冬を迎えます。涼子も翼も
空がどんなに高く、寒い日でも、元気に走り回ります。雪が降る前の枯れ
た雰囲気の良さが、この木島平にはあるのです・・・。
11月9日 「涼子ちゃん、引っ越しするんですかぁ!」 と、小学校にある
樹木の冬囲い作業に参加した時、涼子の同級生のお母さんに言われま
した。つい先日も、他のお母さんから女房が同じ事を言われました。さて、
その原因は・・・、涼子が犬を飼いたいと、ずいぶん前から言っています。
ボクも女房も犬を世話する余裕などありません。時間的にも金銭的にも
です。それでボクは涼子に、「涼子や翼の世話だけでも大変なのに、犬な
んか飼えるわけないでしょ!それに犬にしたって、こんな狭いところじゃ、
かわいそうでしょ。犬が勝手に走り回れるような、広い土地がある家にでも
引っ越しすれば、犬を飼ってあげる」 「引っ越しすると、南部小学校には
行けないの?」 「それは、そうだな。引っ越しすると、今の友達とは会えな
くなるな。それでも犬を飼いたいか?それともこのままここにいるかぁ?」
「う〜ん・・、引っ越しする!」 「そうかぁ、じゃぁそのうち引っ越そう!」 と
言ってしまったのが原因のようです。”涼子ちゃんは嘘なんかつかないよ”
と、同級生のお宅では話が盛り上がっていたようです。いつかこの場所を
離れる日が来るかもしれませんが、ずっといるかもしれません。どうぞ同級
生の皆様、これからもずっと涼子と仲良くしてやってください・・。
11月8日 翼はエビが好物のひとつです。「びび、びび」 と言って、エビ
ばかり漁ります。ウインナーも大好きなのですが、ウインナーも 「びび、
びび!」 と言って、漁っています。ごはんは 「ごぁん」 パンは 「ぱん」
と言えますが、その他、大好きな食べ物はどれもこれも、”びび” なので
す・・・。
11月7日 今朝、宿泊のお客さんがチェックアウトされると、今日の予約
は宿泊も食事もありません。このところずーっとお客さんが続いていて、く
たびれています。今日は休めるかなと少々期待していたら、運悪く、午前
中は旅館組合の消防訓練。午後には明日の食事予約の仕込みを始めな
いと間に合わず、そう簡単には休めません。それでも晩ご飯は近くの洋食
屋へ、風呂は野沢へ行き、ホッとしました。車を運転していても、新聞を読
んでいても、風呂に入っていても、トイレに入っていても、今日は何人?晩
メシなにすんやったっけ・・? と、そんなことばかり考えているのが、今夜
は考える必要がなく、ほんの一時、プレッシャーから解放されました・・・。
それにしても、なんで涼子は、ピザなんか注文すんねんやろなぁ、わから
んわぁ・・・。
11月6日 家で本を読もうとしても、涼子や翼の騒音から逃げることがで
きません。公園へ連れて出かけました。案の定、涼子も翼も水を得た魚の
如く、広い芝生の上を走り回ります。チビ達には自然に友達ができ、大暴
れを続けます。ボクと女房は芝生の上に腰を下ろし、チビ達の動きに目を
やります。子供達の歓声でにぎやかですが、本を読むには静かなところで
した。
11月5日 ”寝てる間にごはんができてる暮らし 風呂に入ってる間にご
はんができてる暮らし ウンチの間にごはんができてる暮らし そんな暮ら
しがしてみた〜い” ボクの新譜であります・・。
11月4日 ケリーがいいなぁとも思っていませんでしたが、ブッシュが再選
ということは戦争が支持されたように思え、なんだかやな感じです。小泉さ
んは黙ってついていくだけだし、殺されたお兄ちゃんの親の態度も、あまり
におとなしすぎて、変な感じです。あの両親は、周りに気遣いなどすること
なく、ガンガン怒鳴り散らしたらいいと思います。自分の息子が殺されてい
るのに、変な感じです。今日も揺れました。地震は自然災害ですから、あき
らめたりできるかもしれませんが、戦争やテロによる殺人は許せません。
なんだか居心地の悪い日が続きます・・。
11月3日 お客さんがチェックインされる時間まで、公園に行こうと用意
をしていました。ところが出発直前のお昼前に電話が鳴り、”今から行きま
す!” とのこと・・。みんなの機嫌が悪くなっていきます。お客さんがお見え
になり、翼はギャーギャー泣き喚きます。翼はいつもうまい具合に、忙しく
なってくると喚き出します。そのうち涼子が翼を連れて外へ遊びに行ってく
れました。そのまま二人は夕方まで戻ってきませんでした。ご近所で焼き芋
などをご馳走になりながら、ずーっと遊び続けていたようです。助かりまし
た。忙しい時は涼子に助けられます。
11月2日 夕べ7時過ぎに、晩御飯も食べずに眠ってしまった翼は、それ
から午前1時まで眠り、一度ミルクを飲んで、また朝6時半ごろまで眠りまし
た。一時と比べると、随分楽になりました。このまま夜だけでも、静かにして
いてもらいたいものです。
11月1日 オムツを右手でずらそうとしながら、翼は 「いたぃ、いたぃ!」
を繰り返しました。「おしり、痛いの?ウンチかぁ?」 翼は顔をしかめなが
ら、ボクの言ったことがわかっているのか、いないのか、「ふん」 という頼り
ない返事。「オムツ替えよか?」 「ふん」 翼を寝転ばせ、オムツを取り外
すと、ちん〇んが少し硬くなっていました。「ち〇、痛いのかぁ!」 「ふん」
オムツを取り替えた後も、しばらく痛そうにしていましたが、しばらくすると
痛みはなくなったようです。そうかぁ、こいつだけは自分の意志ではどうに
もならんからなぁ・・・。

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