親バカ父ちゃん子育て日記
5月31日 女房が出かけていて、ボクと翼のふたりだけだと、翼はほと
んどわがままを言うことなく、機嫌良く遊んでいます。水遊びがしたいと言
い出しても、ボクが一言、「ダメ!」 と言えば、しばらくは蛇口を眺めてい
ますが、他の遊びを見つけだし、ぐずぐず言うことはありません。ところが、
女房や涼子がいると、甘えたくなるようで、自分がやりたいことは泣き続け
て懇願します。ボクには泣いても状況は変わらないと、翼は小さいながら
理解しているようです・・。
5月30日 平地を探して、土曜日は高社山西側の中野市へ。昨日は飯
山市内の水田へ。涼子がいると、自転車に乗るので、平地が必要です。
ボクは翼をバギーに乗せて、涼子の後をゆっくり歩きます。1時間半から
2時間くらい歩くので、汗ばんできます。涼子はバギーを押して歩くボクの
周りをゆっくり旋回しながら進んでいきます。車では走り慣れた場所です
が、見えていたようで、見えてなかったものが、歩くと見えてくるので、周辺
の散歩もおもしろいものです。どこを歩いても目の前には水田が広がり、
小川の流れが見えたり、聞こえたり・・。農作業をしている人達がいるかと
思えば、数台の車を並べて、カーステレオのボリュームをあげて、シャカ
シャカ騒音をまき散らしているファニーな人達もいたり・・。今日は涼子が
学校へ行ったので、ボクと翼だけのいつもの牧の入コースに戻りました。
山を歩くと虫が多くなってきましたが、カッコウが鳴いていたりすると、なん
だか嬉しくなってきます。長い上り坂を歩くと、シャツは汗でボトボトになり
ますが、麦茶を飲んで、しばらく平地を歩くと、後は下り坂です。仕事の合
間に歩くのは実に気分の良いものです。来月にもなると暑くてイヤになっ
てくるでしょうか・・・。
5月29日 昨年は目標の10位入賞ができなかった、涼子が走る村の
マラソン大会ですが、今回は6位の賞状をもらって嬉しそうに帰ってきま
した。参加したチビちゃん達はみんなエライ! ちっさいくせに、いっぱい
走って、そんなにがんばらんでええよ。ちっさいうちは、もっと自由にめち
ゃくちゃ遊んどき!
5月28日 公務員くらいしか職業と認めていなかったような母に、小学
生のボクは尋ねました。「新日本紀行のテレビを作る人になるのはええか
なぁ?」 母は喜んだふうではありませんでしたが、まぁええやろ、とあまり
賛成はせんけどな、という感じで、頷いてくれたのを覚えています。小学生
当時は、水曜日か木曜日の午後7時半くらいから放送されていたと記憶
していますが、一番大好きなテレビ番組のひとつだったその新日本紀行
が最近、テレビで見られるので、楽しみにしています。テーマ音楽も大好
きで、最近のテレビでは歌詞がついているので、変な感じがします。現在
長野の田舎に住んでいるのも、ひょっとすると、この番組から得た遠い記
憶が心の奥底に残っていたからかもしれません。涼子にも見せてやりた
いと思いますが、ちょっと時間が遅すぎます・・。
5月27日 遅くなりました。涼子は晩ご飯もそこそこに、テレビの前で眠
ってしまいました。一番がんばっている涼子が風呂に入れず、可哀想な
ことをしてしまいました・・。
5月26日 翼の歌好きは日に日に勢いを増し、ひとりカセットで童謡を聞
いていたかと思えば、童謡の本を広げ、さらにはギターを持ち出し、フラッ
トピックを持って、じゃんじゃかやりながら歌っていたりします。スーパーの
中で、「ゆぅきやこんこ」 とか 「じんぐるべぇ」 と季節はずれの歌を、大
きな声でやられるので、なるべく近くを歩かないようにしています。
5月25日 夜の食堂の営業を休ませてもらって、上越方面へ仕入れに
出かけました。涼子の下校時間に合わせ、学校へ行き、たまりにたまった
請求書の支払いを終え、食材を買い、持ち帰りピザ用の皿や袋などを買
い込みました。仕事を終えると、お客さんに頂戴していた無料温泉券を利
用して、上越市内の温泉に行きました。床が滑りやすいので、翼が移動す
る度、ヒヤヒヤして、ゆっくり浴槽に入っていられません。日が沈む頃、日
本海沿いを西へ走り、いつものぼろぼろの大衆食堂で食事を済ませ、帰
ってきました。涼子は宿題をその食堂のテーブルで済ませました。何とい
う親でしょう。涼子は車の中で眠り、そのまま布団にいれました。ホントに
何という親でしょう・・・。成績が悪いと、休めないんですから仕方ありませ
ん。例年のように白馬や上高地へハイキングに行きたいのですが、休め
ないんですから仕方ありません・・。でも、今日はちょっと楽しかった・・。
5月24日 昼ご飯を食べるというのに、翼が 「お菓子 あべる!」 と言
って、喚き始めました。「ごはんだから、お菓子はダメ!」 と言われて、聞
き分ける人格者ではありません。食事の用意をしている間、ずっと泣き叫
び続けていましたが、ボクも女房も知らん顔をしていました。テーブルの
上にお皿が並び、食事を始めても、翼は 「お菓子 あべる!」 をひたす
ら繰り返し、泣き続けています。しばらくして、ボクの隣に来たかと思った
ら、翼はボクの右腕を叩きました。お菓子を食べさせてくれないボクに腹
が立ったのでしょう。しかし、ボクが叩かれて黙っているはずもなく、すぐに
立ち上がり、翼を抱きかかえ、部屋から外へ放り出しました。5分か10分
くらいでしょうか。翼はガラス窓を叩き続け、「かぁさん、かぁさん!」 と呼
び続けていました。「ごめんなさい ゆうたら、入れたって」 と女房に話し、
女房が翼に 「ごめんなさいは?」 と何度か言いましたが、翼は泣きすぎ
て、唇が震え、何も話せません。ようやく言葉を発したと思ったら、「違う!
違う!」 と自分が謝ることではないと言いたげに、「違う!違う!」 を繰
り返しました。結局、翼は昼ご飯を食べず、泣き続けて眠ってしまいまし
た。翼を見ていると、記憶にないボクの幼年時代が想像できます。どつか
れんだけ、ましや思とけ!
5月23日 翼をバギーに乗せ、牧の入の方から高社山の方へ散歩に出
かけました。ゴールデンウィーク直後から何度か出かけています。歩き始
めて10分程度経つと、翼は決められたように眠ってしまいます。牧の入
ゲレンデにたどり着くと、冬の間しか営業していない、誰もいない食堂の
前に腰を下ろし、お茶を飲みます。先週には、まだ少し雪が残っていたの
ですが、今日は全ての雪が消えていました。高社山の山並みをアイガー・
メンヒ・ユングフラウに見立て、安上がりのハイキングを続けていました。
運動不足の身体には心地よい汗がかけます。病み上がりの涼子は、今
日は元気に学校へ行き、そして戻って来ました。元気が一番です・・。
5月22日 久しぶりにギターを持ちました。「ギター弾くぞ!」 と風呂の
後、チビ達ふたりに声をかけると、「ヤッター!」 と小さな毛布を持って、
食堂へついてきました。歌も ”ぞうさん” や ”犬のおまわりさん” は毎
日のように歌っていますが、まともに声は出していません。ボクは食堂の
端のテーブルに楽譜を置き、イスに座ってギターを構えました。床に毛布
を敷き、その上で正座するふたり、特に翼は興味津々です。スピッツとい
うバンドのロビンソンという曲を歌いました。一部声が裏返るのは、ご愛敬
として、ボクが歌い終えると、ふたりとも小さな手のひらで、パチパチと拍
手をしてくれました。特に翼は口を大きく開け、とても嬉しそうな笑顔を見
せてくれました。17歳の時に買ったギターで、チビ達に歌を聴かせるなん
て、そんなことは全く想像できなかった事です。
5月21日 夜になり、涼子も翼も具合が良くなってきたようで、久しぶりに
笑い声が聞こえました。少々ホッとしながら、オーダーをこなしていると、
翼が 「ちん〇ん 痛い! ちん〇ん 痛い!」 と繰り返し叫び始めまし
た。あまりに長い間、言い続けているので、女房に翼のオムツを見てもら
うよう頼みました。すると開いたオムツの中から、色とりどりのおはじきや
チェーリングが出てきました。赤いチェーリングが、翼のちんの先に引っか
かっていたのが、叫びの原因でした。つい先日まで鼻の穴にいろんなもの
を突っ込んでいたと思ったら、今度はオムツの中に入れているのです。何
をやっているのやら・・。
5月20日 昨晩、この日記を終えてから、翼が起き出し、抱っこしてみる
と、身体がとても熱く、「翼、熱あるんちゃうかぁ。体温計貸してぇ!」 と女
房に頼みました。計ってみると、38度8分もあり、すぐに薬を飲ませまし
た。発熱の理由をどう考えてみても、心当たりがなく、全くわかりませんで
した。翼はぐったりとして、眠りたいのに、眠れないという感じで、目を開け
たり閉じたりを、ゆっくり繰り返していました。水枕は嫌がりましたが、薬を
適量の半分、飲んでくれたので、様子を見ることにしました。寝床でぴぃぴ
ぃ言っているのは翼だけではなく、涼子も苦しそうでした。午前2時半頃、
小さく泣いている涼子の頭に手をやると、こちらも少々熱く、体温を計って
みると、37度7分。これは一体どういうこと・・?! と女房と寝ぼけ眼で
話していました。それから翼が二度も下痢をし、眠ったのか眠っていない
のか、わからないまま朝を迎えました。涼子は学校を休ませ、翼もイマイ
チ元気がない様子です。涼子は一体、学校で何をもらってきたのでしょう。
明日はどうなりますやら・・・。
5月19日 涼子の下校時間に合わせ、今日も不動の湯へ行ってみよう
かと、話していた時に、涼子の担任の先生から電話が鳴り、「涼子ちゃん
お昼過ぎから気持ち悪いって言ってまして、できれば迎えに来てくれませ
んか?」 との事。さっそく小学校へ行くと、涼子は先生に連れられてやっ
て来て、青白い顔を見せました。翼とゲラゲラ笑いすぎる、普段の涼子の
表情ではなく、とてもつらそうでした。「最近、吐いたり、気持ち悪いって言
う子が増えてまして・・」 と先生。「そうですかぁ・・。お手数をお掛けしまし
た」 と言って、家に戻りました。家に帰ると、すぐに横にさせ、休ませまし
た。夕方には顔色に赤が混ざるようになり、元気そうに見えました。すると
今度は翼がどういうわけか、ぐずり始め、2時間ほどぐずぐず言った後、
眠ってしまいました。涼子も眠ってしまいましたが、今日の午後は、なんだ
かいつもと違って、チビ達の笑い声のない日になってしまいました・・・。
5月18日 涼子と翼のふたりで風呂に入ってくれたので、随分、楽にな
ったなぁと、女房と話していました。風呂から出てくる声が聞こえ、行って
みると、「翼がお風呂でウンチした!」 浴槽を覗いてみると、浴槽の底に
パチンコ玉の半分位のウンチと見られる物体が一個、静かに沈んでいま
した。「涼子ぉ!なんで、沈んだままやねん!はよ、採れやぁ!」 涼子は
ウンチを洗面器ですくい取り、ふたりとも風呂から出てきました。ふたりの
身体を拭いていると、涼子が自分の頭を洗っていないのに気づきました。
朝からマラソンをやって、登下校で汗だくだというのに・・・。ちょうどお客さ
んが客室へ戻るところだったので、ボクは涼子を連れて、風呂に入りまし
た。まだまだ、チビ達ふたりにはできません・・・。
5月17日 涼子の下校時間に合わせて、女房と翼を乗せ、小学校へ向
かい、そのまま不動の湯へ行きました。露天風呂から見下ろす谷間には
雪が残り、山の木々には若葉が緑というよりも、黄色に近い緑で、青い空
と、心地よい風で、とても清々しく感じました。不動の湯はいつも人が少な
く、昼間に出かけるにはとても気持ちの良い場所です。持っていったオレ
ンジは、チビ達ふたりにあっという間に食べられてしまいました。どこへ行
っても緑ですが、風呂の後、チビ達は緑の中を元気良く駆け回っていまし
た。なんとなく羨ましく思えました・・。
5月16日 早朝から日本海沿いの魚市場に仕入れに行きました。ラジオ
からは、東京は五月晴れの手本のような日です、と聞こえてきましたが、
道中はずっと雨で、随分と違うものだなぁと感心しながら、ハンドルを握っ
ていました。数軒、店を回って、家に戻ると、お昼を過ぎていて、すぐに仕
込みを開始しました。どうにかこうにか仕込みは間に合いましたが、涼子
は夕食もほどほど、宿題もほどほど、お風呂は翼とほどほどに入り、寝る
のが遅くなってしまいました。こんな日は、まだまだ涼子ひとりで放っておく
ことはできません・・。まいった・・・。
5月15日 食事にお見えになった、お客さんのチビちゃんが泣いている
ものだと思っていたら、「お子さんが泣いてますよぉ!」 とお客さんに声を
かけられ、女房が玄関に行ってみると、翼が大声で泣いていたようです。
口元を血で真っ赤にして、女房に抱き上げられ、戻ってきた翼は、しばらく
泣き止む事はありませんでした。どんくさいのか、男だからなのか、涼子が
やらなかったような怪我を、度々翼はしています。翼は風邪をひいたり、熱
を出したりということは、あまりありませんが、怪我は多い方だと思います。
放っておくと、ますます大きな怪我をしそうです。
5月14日 二十年前の今日、伊丹空港からカナダの東海岸にあるハリ
ファックスへ向け、出発しました。他人が作ったレールの上を、その先もず
っと踏襲していく事に我慢ならなかったボクは、この日を境にアウトサイダ
ーの道を歩むことになります。若かったとしか言いようがありません。体中
を駆け暴れる、あるいは吹き出しそうに感じる血液を静める事がボクには
どうしてもできませんでした。楽に過ごせる道は、両親や諸先輩方の生き
方を見れば、誰にでも簡単にわかることでした。それまでの親の加護にお
けるちっぽけな成功は、所詮その程度のもので、失敗に失敗を重ね、どん
なに暗く、沈んだ日であっても、自分自身が決断しなければならない、重く
陰鬱な日は必ず訪れると言うことを覚悟の上で、ボクは自由を選んだので
す。初めて目にしたハリファックスの森は、とてつもなく広く、ボクは小さく震
えながら自転車のペダルを踏み出したのでありました・・・。二十年後のア
ウトサイダーは、二歳の倅に、「父さんのラーメン あるでしょ!これはたぁ
たの!」 と叱られる始末です。どの道を歩んだとしても子供には敵いませ
ん・・・。
5月13日 食事のお客さんも、宿泊のお客さんもなく、なが〜い一日でし
た。誰もお見えにならないのがわかっていたら、温泉くらいには出かける
のですが、夜になって出かける気力もなくなり、だらだらと過ごしてしまいま
した。暗い気分になりそうですが、歌好きの翼の歌に励まされます。よく聞
いていると、♪しばけ〜ん しばけ〜ん どな〜いした♪ と唱えています。
さらにメロディーがわかってきて、涼子がたまに歌っている ♪スマイル
アゲイン スマイル アゲイン ・・・・・・・ ♪ という歌のようで、翼には柴
犬と聞こえているようです。明日に望みをつなぐ翼の一曲なのです。
5月12日 ついこの間まで枯れ木のように見えた、家の周りの木々です
が、一番最初に芽吹いたのがライラックで、シャラ、モミジ、白樺、コブシと
順々に青くなっていきました。今年はコブシが花を咲かせていないのです
が、これからでしょうか。それとも咲かないのでしょうか。コブシの若葉が
一番少なく、元気がありません。もっともいずれの木も、大量の雪の影響
で、多くの枝が折れてしまいましたが、残された幹からは健気に若葉を広
げています。5月は一年中で一番きれいな季節だと思いますが、どうでしょ
う。あちこち出かけたいと思いますが、今年ばかりは成績不振で、東北の
温泉はおろか、近隣の山々、新潟の海へも出かけられず、ヨーロッパなど
夢のまた夢であります。あ〜、どっか行きたいなぁ・・。できれば、ひとりで
ふら〜りと・・。いやいや、仕事、しごと・・・!?
5月11日 お客さんのオーダーをこなしていた午後8時過ぎ、ふとテレビ
の部屋に目をやると、涼子は横になり、眠っていました。夕食は終えてい
ましたが、風呂はまだでした。今日も汗いっぱいで、ノビルとアスパラを下
校中に採ってきた、と元気よく手渡してくれました。気持ち悪かろうに・・・。
5月10日 午後9時になって、涼子は翼を連れて、布団の中に入りまし
た。「きゃ〜ははははははははは・・」 「ぎゃ〜はははははははは・・」 と
いつもの寝る前の儀式が一通り終わり、静かになったので、ちょっと覗い
てみると、涼子は既に眠っていて、翼はその横で、”なんだ、眠っちゃった
のかぁ・・」 と言いたげに、涼子の頭の辺りを眺めていました。ヤツらのよ
うに、ゲラゲラ笑って眠れたら、さぞ幸せでしょう・・。
5月9日 翼は女房に髪を切られるのがイヤだと、風呂で泣き続けてい
ます。「いいよぉ、いいよぉ・・・」 「なんでお前は母さんの言うことが聞か
れへんねん!母さんの言うことを聞けっ!」 女房はこれまでにない剣幕
で翼を従わせようと、怒鳴りつけています。漢字の練習をする涼子の手が
止まってしまうほどです。ふと、ボクの幼年時代を思い出しました。こんな
セリフで四六時中、怒鳴りつけられていたボクは、平手打ちがないだけま
しやなぁ・・、と母と子の地獄の散髪大会を聞いていたのでありました・・。
5月8日 村役場の近くに小さな丘があります。急な坂道に、丸太の階段
が五十段くらいでしょうか。涼子がその丘のそばにある駐車場で、自転車
に乗って遊んでいる間、翼はその丘に登ると言って、歩き出しました。ス
ーパーの店内にいても、「抱っこ!おんぶ!」 を繰り返す翼が、急な山
道を登るはずなどなく、面倒くさいなぁ・・、と思いながらついていくと、なん
とどんどん、どんどん歩いていくではありませんか。頂上へ着くと、すぐに
向こう側の道から下山です。なんとヤツはそれを四回も繰り返しました。
ただ黙々と歩いているのです。上り坂は、階段に足をかけた後、後ろ向
きに倒れそうになりながら・・。下り坂は、走るつもりもないのに、小走りに
なり、つんのめりそうにながら、ずっと歩き続けました。驚きました。お前、
明日から、スーパー行っても、ちゃんと歩けよっ!!
5月7日 やりました!涼子が見事に自転車に乗りました。スキーはそこ
そこ滑れるようですが、自転車は山での生活には実用的ではなく、全く乗
る機会がありませんでした。このまま涼子は大人になっても自転車には
乗れないのかなぁ・・、とぼんやり考えていましたが、ヤツは学校にある一
輪車を一生懸命に練習していたらしく、先日の参観日の時にも、その成
果を見せてくれてはいました。これなら自転車は大丈夫かも・・、と思って
はいましたが、今日、久しぶりに自転車の練習のため、スキー場に隣接
した広い駐車場へ行ってみると、いとも簡単にペダルを踏み、悠々と前へ
前へ進んでいきました。涼子はとても嬉しそうでした。涼子の世界が一つ
大きく広がりました。2008年のイベントに大きな一歩となりそうです・・・。
5月6日 ”まみむめも” が、おおむね ”ぱぴぷぺぽ” になります。も
ちろん翼の話ですが、”虫” は ”ぷし”。”もしもし” は ”ぽしぽし”。”み
かん” は ”ぴかん”。忙しい時間に翼は 「ぴかん、食べたい!」 お客
さんへの料理を作っているその時に、オレンジをむいてやりました。しば
らくして翼がやって来ました。「ぴかん、ぽっかい!」 腹が立ちますが、わ
ろてしまいます・・。
5月5日 柱に涼子の背の高さを記しました。昨年より5.5センチ伸びて
いました。翼も計ってみようとしましたが、柱を背にして、真っ直ぐに立つ
ことができません。膝が曲がったり、上を向いたり、白目をむいたり、ガサ
ガサしたり・・・。おおよそで印を付けました。お風呂に菖蒲を浮かべ、翼
はニコニコと子供の日を遊び続けていました。
5月4日 お客さんのご家族に、涼子は一日中遊びに連れていってもら
っていました。涼子は奥さんにこっそり話したそうです。「お父さんもお母
さんも知らない、秘密のこと、教えてあげようか?」 「うん、教えて!」 
「わたしね、ホーキに乗れるの・・」 もう、どうしようもありません。魔法使
いになるつもりが、ほら吹きになっているではありませんか。は〜ぁ・・・。
いつまで、どこまで続くやら、魔法使いリョーコ・・。
5月3日 木島平周辺は桜と菜の花が咲き、残雪があり、今日は空がと
ても青く、春と初夏の入り混じった、とても穏やかな日でした。今日は参り
ました。涼子や翼の晩ご飯が遅くなりましたが、四十数年生きてきて、カレ
ーを作ったのは三回目と言う女房の特製カレーができていたので、助か
りました。水くさいなんて言ってられません・・。
5月2日 涼子が赤ん坊の頃から、一、二ヶ月に一度は、ず〜っと遊ん
でもらっていた、長野市内の社長ご夫婦が、半年ぶりにお見えになりま
した。いつもケーキやフルーツ、おもちゃを持ってきて下さって、涼子はい
つも機嫌良く過ごしていました。ところが二年生にもなると、なかなか食堂
には出てきません。あんなに遊んでもらっていたのに、人並みに照れてい
るようです・・。
5月1日 しかし涼子はよくしゃべります。ぺらぺらぺらぺら、ぺらぺらぺ
らぺら・・・・・・・・・、ず〜っとしゃべり続けています。それを子分の翼は同
じように、ぺ・・、ら・・、ぺ・・、ら・・、と言う具合に同じ調子で音声を発して
います。もう寝る時間だというのに、さらに、ぺらぺらぺらぺら、ぺらぺら
ぺらぺら・・・・・・・・。勢い余った翼は いえ〜ぃ、いえ〜ぃ! とまくし立て
ております。おまえら、アホかぁ! もうええやろっ!

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お客様はご相談ください。長期滞在者向けの2食付き料金
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